Linux環境における16CPUまでの拡張性と柔軟性を実証
-「Oracle GRID Center」でSystem p上の「Oracle Database 10g」を検証-日本オラクル/日本IBM
日本オラクルと日本IBMは、日本オラクルが戦略パートナーと協業して次世代のビジネス・ソリューションを検証するために2006年11月に開設した「Oracle GRID Center」において共同で検証した成果を発表した。
検証の結果、「Oracle Database 10g」とIBMのUNIX/LinuxサーバIBM System pが、Linux環境において、大規模な企業の基幹業務のサーバに必要かつ十分な拡張性や柔軟性を提供することが実証された。その概要は以下のとおり。
◆マルチプロセッサー(SMP:Symmetric Multi Processor)における拡張性:これまでLinuxサーバの性能は小規模システムでは実証されていたものの、大規模システムでの検証は行われていなかった。今回の検証結果により、CPU単体の能力はほぼそのままで、16CPUまで処理能力を拡張することが実証された。
◆CPUリソースの追加における柔軟性:論理区画に対しシステムリソースの動的再配置が可能なIBM System p独自の仮想化機能により、CPU追加指示後、OSおよびOracle Databaseを停止することなく、追加されたCPUリソースを有効かつ柔軟に活用できることを確認した。
今回の検証結果は、Oracle GRID Center開設後、初めての具体的な成果である。本検証を元に既に第2弾としてOracle GRIDとIBM仮想化技術をLinux上で組み合わせた検証を行っている。
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NEWS(2007年3月)
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