通信事業者向けVoIPインフラ・ソリューションのリーディング・ベンダーであるソナス・ネットワークスは、同社の主力製品であるIMSソリューションとともに、法人／個人向け音声サービス、携帯向け音声とマルチメディア、トラッキング、タンデム・スイッチング、IP網間接続およびサービスなど、あらゆるキャリア向けアプリケーションを提供している。

2007年１月、ソナスは、同社のIMS対応可能コア・インフラ・ソリューションの最新版において、日本の通信事業者向けにローカル・ナンバー・ポータビリティ（LNP）、およびモバイル・ナンバー・ポータビリティ（MNP）の両機能をサポートしたことを発表した。これは一般番号ポータビリティの実現方式に、新に「網間リダイレクション方式」と「二重番号解消方式」が導入されたことにも対応している。ソナスをベースとしたネットワークを採用している通信事業者は、ソフトウェア・アップグレードにより、この新方式に対応することができる。

ソナスの会長兼CEO、Hassan Ahmed氏は、「番号ポータビリティは、消費者にプロバイダの選択肢を与え、日本の通信業界を活性化する原動力になる要素です。ソナスは、日本の通信事業者がこのような国内の規格にも効率よく対応できるようなソリューション提供をお約束します。また、消費者にとっても、従来の番号にしばられずプロバイダを変更できることは、各消費者が真に必要とするサービス提供をうける可能性を広げていきます」と語っている。