通信事業者向けCGL4.0仕様を発表
-「SCOPE Alliance」との連携とコンプライアンス強化を重視-The Linux Foundation
The Linux Foundationは、「Communications Ecosystem Conference」において、「Carrier Grade Linux 4.0 Specification」(キャリアグレードLinux 4.0 仕様書)を公開したことを発表した。
Carrier Grade Linux(CGL)Specificationは、2002年に最初のリリースが行われ、現在はバージョン4となっており、「Performance(パフォーマンス)」「Hardware(ハードウェア)」、「Standards(標準準拠)」、「Serviceability(保守性)」、「Availability(可用性)」、「Security(セキュリティ)」、「Clustering(クラスタリング)」の7つのカテゴリーをカバーする250件以上の要求から構成されている。今回のCGL 4.0仕様書の主要な変更は、SCOPE Allianceの「Carrier Grade Profile」との連携と、コンプライアンス関連のより厳重な要求への対応である。
CGL 仕様書の重要性が高まっていることは、通信機器製造会社(TEMs:Tele-communications Equipment Manufacturers)のトップ企業により結成された企業団体であるSCOPE Allianceが、各社の機器仕様に基づいてそれぞれの要求に対する優先順位を明確にした「Carrier Grade Specification」を策定したことにも現れている。
今回のCGL4.0の仕様はSCOPE Allianceのプロファイルに整合しているので、この仕様書が通信機器製造会社の要求に確実に応えられるものになっている。
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●The Linux FoundationTEL:03-4360-5491
E-mail:pr@linux-foundation.jp
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