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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

VoIP電話受付ソリューション「フロントデスク2.0」を販売開始

-電話取次ぎ用アプリケーション機能と規模をパワーアップ-

NTTコムウェア

NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井 郁次、以下 NTTコムウェア)は、IP電話ソリューション「SS70V」の電話受付などの取次ぎ業務をパソコンの画面上で簡単に行うことのできるアプリケーション「フロントデスク」の機能を拡大し、4月より「フロントデスク2.0」の販売を開始した。

機能追加の背景

現在の「フロントデスク」は、役員秘書の電話取次ぎなど、取次ぎ先が比較的小規模な利用シーン向けに提供してきた。しかし、企業の代表電話での受付業務や、大規模部門でのサポート窓口受付での利用など、ユーザ規模が大きいビジネスシーンでの利用ニーズが高く、大規模利用に対応するため、数百台規模のプレゼンス(*1)を管理することができ、取次ぎ先の電話番号をより多く登録できるように機能を拡張した「フロントデスク2.0」を開発した。

フロントデスク2.0の機能概要

「フロントデスク2.0」は、IP電話ソリューション「SS70V」上において、電話取次ぎ業務をパソコンで簡単に行うためのアプリケーション。企業の代表番号や顧客からの電話受付窓口への導入に有効だ。

例えば、企業の大代表番号で受けた電話を該当する部課に転送する場合、通常“転送先部門の電話番号を確認、担当社員の在席や話中ではないかなどの電話状況を確認した上で、ダイヤル操作し転送する”という操作が必要だ。しかし「フロントデスク」では、これらの煩雑な作業と在席確認を、パソコン画面上の一覧メニューによる簡単な操作で実現することができる。

また、各部署の問い合わせ窓口の番号として、他部署や協力会社からの電話を担当者にすばやく転送する部門窓口での利用や、離れた受付(秘書室など)から役員などのIP電話機状態(通話中、保留中など)を一覧確認し、スムーズな対応ができる秘書受付などの業務を行うことができる。

◆「フロントデスク2.0」の主な拡張機能

  • プレゼンス確認電話機台数の拡大(最大500台)。
  • 電話帳(社員録)機能と電話帳の一元管理(サーバで社員情報を一元管理し、社員の異動や番号変更に迅速に対応)。
  • 電話の時間帯別受付切替設定(各受付窓口の業務終了後の着信先切替設定を、簡単なパソコン操作で可能に)。
  • プレゼンス表示の階層化(プレゼンスの表示を組織ごとや担当ごとに表示)。

◆導入のメリット

  • パソコンを使用した簡単な転送操作による作業効率化、及び取次ぎ時間(顧客の待機時間)の短縮。
  • 電話帳利用による番号検索操作の簡素化、かけ間違いの防止。
  • 取次ぎ相手が不在や話中の場合でも、同一部門の他担当者、及びそのプレゼンスが確認でき、柔軟な電話取次ぎが可能。

ビジネスコミュニケーション「SS70V」

IP電話ソリューション「ビジネスコミュニケーション SS70V」は、IP電話システムを中心として動画、チャット、ボイスメールなどの音声以外のビジネスによく利用されるコミュニケーションも統合したソリューション。高い信頼性と最大10万内線対応のスケーラビリティを持ち、国内で2002年初頭の販売開始から現在まで、合計98,600回線の販売実績がある。

【用語説明】
*1 プレゼンス
相手の現在の状態のこと。電話のプレゼンスとして「フロントデスク2.0」上では「待機中」「使用中」「保留中」などで状態を表現。

お問い合わせ先

NTTコムウェア株式会社
NWソリューション事業本部IPNW-S部
TEL:03-5796-3164
E-mail:NEXIPT-info@nexipt.nttcom.co.jp

NEWS(2007年6月)

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