NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

光ファイバ心線の導通確認や破断箇所の探索を視覚化
小型で、光出力が高い「ウルトラファイバチェッカ」の販売開始

NTTアドバンステクノロジ

ウルトラファイバチェッカ
写真 小型で持ち運びに便利な
「ウルトラファイバチェッカ」

NTTアドバンステクノロジは、光ファイバの空き心線の導通確認や破断箇所の探索を視覚的に簡単に行える、小型で高出力の可視光レーザダイオードを採用した「ウルトラファイバチェッカ」の販売を2007年6月より開始した。

「ウルトラファイバチェッカ」は、光出力が高いため、2mm程度の細径光ファイバコードならば通常の敷設状態の曲がり箇所でも漏洩光が十分確認でき、60mm(高)×130mm(幅)×22mm(厚)とコンパクトサイズのため作業現場への持ち運びが苦にならない製品である。

背景と経緯

昨年9月末にはFTTH加入契約者が約715万となり、現在は、光ファイバ網が通信インフラの主役となっていると言っても過言ではない。その光ファイバ網を構築する現場では、光ファイバ心線の導通チェックが必要不可欠な作業となる。

従来は、「光パワーメータ」などの測定器を用いて、不可視の通信光の受光レベルを測定する方法が一般的であった。

しかし、より簡易で、低コストの使い勝手がいいツールを求める声が現場からは挙がっていた。こうした要望を受けて、NTT-ATでは2002年に、光通信関連の豊富な技術力とノウハウを活かした「光ファイバ導通チェッカ」を製品化し、販売している。

今回、さらなる改良を図り、高出力の可視光レーザダイオード採用による約10倍の視認性と、安全キーと遮光付コネクタの取付による安全性の向上を実現した「ウルトラファイバチェッカ」の販売を開始した。

特長

  • 高出力の可視光レーザダイオード採用(30mW、レーザクラス3B)で、より明るく、視認性を向上(弊社従来品の約10倍)
  • 小型で持ち運びに便利なコンパクトサイズ
  • 安全キーと遮光板付コネクタ採用で、安全性を向上
  • 単3アルカリ乾電池2本で、連続8時間使用が可能

価格

オープン価格。

「ウルトラファイバチェッカ」仕様
「ウルトラファイバチェッカ」仕様

お問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
アクセスネットワーク事業本部
アクセス技術普及センタ
担当:上野
TEL:029-852-1912
E-mail:hikaritool@ntt-at.co.jp

NEWS(2007年7月)

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