新たな初級技術者向け認定資格「CCENT」を導入
現在の「CCNA」を中規模ネットワーク専門エンジニア向けに拡充
シスコシステムズ
米国シスコシステムズは、2007年6月に初級レベルの新たな認定資格「CCENT(Cisco Certified Entry Network Technician)」を同社技術者認定プログラムに追加すると同時に、現在のCisco CCNA認定資格を拡充することを発表した。さらに、ネットワーキングへの対応スキルに関する世界的な需要を満たすために、カリキュラムおよび認定試験を多言語化することを計画している。
今日のネットワークが、経済の伸びや企業間のコラボレーション機能、個人のコミュニケーション手法など幅広く社会を支えるインフラとなる中で、ネットワーキング技術者の重要性が高まっている。IDCによると、専門的なネットワーキング スキルに対する需要と供給の隔たりは、2012年までに40%に達すると予測されている。このため、シスコシステムズでは、教育プログラムおよび認定プログラムに多額の投資を行い、ネットワーキングに従事する優れた技術者の育成に努めている。
CCENTは、ネットワーキング業務における初級技術者を対象に、新たな認定を行い、資格を提供する認定資格である。初歩レベルのネットワークサポートを行う上で必要な内容を網羅しており、CCNAを目指す段階においても基本的なネットワークを正しく構築し、検証するスキルを身に付けることを目的としている。また、従来のCCNAカリキュラムの改定も行い、さらに広範なネットワーキング内容を包含し、パフォーマンスに基づくスキルに焦点を当てるものに拡充された。シスコシステムズは「本認定資格は、今回の拡充により技術者にとって、IT雇用市場で差別化を図る有利なツールとなるでしょう」と語っている。
お問い合わせ先
シスコシステムズTEL:03-6670-2992
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