国内ストレージサービスの市場動向および予測を発表
-2006年の売上は前年比8.8%増、2011年までの年間平均成長率は6.7%-IDC Japan
IDC Japanは、国内ストレージサービス市場の2006年の売上実績と、2011年までの予測を発表した。これによると、2006年の国内ストレージサービスの売上は前年比8.8%増の1,874億円。国内ストレージサービス市場の2006年から2011年までの年平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は6.7%と予測している。
2006年の国内ストレージサービス市場は、プロフェッショナルサービスと保守サービスの売上がともに増加。特にプロフェッショナルサービスの拡大が顕著で、ストレージサービス全体の売上成長率は2005年を2.2ポイント上回った。この背景として、IDCでは、国内企業の経営課題としてコンプライアンス、リスク管理、事業継続性などが注目を集めるなか、ストレージインフラへの要求が高度化していることをあげている。そして、データの確実な保護、可用性の確保、運用効率化の実現を迫られたユーザー企業では、プロフェッショナルサービスの効果的利用と保守契約のアップグレードが進んでいると語っている。
また、市場拡大の加速以外の要因として、サービスビジネスのマージンの向上をあげている。これまでも、サービス提供ベンダーやシステムインテグレーターは、サービスの価値に応じて対価を得る仕組みへと転換を図ってきたが、顧客マインドや商習慣を変えるのは容易ではなかった。しかし2006年には、ベンダーが行ってきたサービスメニューの整備とユーザー側のサービス需要拡大が重なり、アセスメントサービスを中心としてサービスへの投資価値が認知されてきていると語っている。
お問い合わせ先
IDC JapanTEL:03-3556-4761
NEWS(2007年9月)
NTTグループ関連
- 情報セキュリティインシデント対応サービスの提供を開始(NTT西日本)
- サンテレホンとモバイルIP電話ソリューションの販売で提携(NTTソフトウェア)
- アクセラテクノロジとエンタープライズサーチビジネス分野で提携(NTTソフトウェア)
- 携帯できる「デジタルペンゲートウェイ」を実現-筆跡データを即時転送(NTTコムウェア)
- NTT西日本「フレッツ・光プレミアム マンションタイプ ミニ」に対応(NTT-ME)
- ひかり電話、モバイルセントレックス対応IP-PBX「Pheasant(フェザント)」 (NTTアドバンステクノロジ)
- 大規模事業所向け高品質ユビキタスVPN「マジックコネクト2.0」(NTTアイティ)
- 「goo」でWi-Fi電波による位置測定サービスに関する実証実験を開始(NTTレゾナント)
- 法人向け動画投稿サービスの提供を開始(ウェブプロデュース)
SIer・ベンダ
- 国内ストレージサービスの市場動向および予測を発表(IDC Japan)
- 企業向けネット表計算「OnSheet」を発表(インフォテリア)
- 優れたマネジャビリティを提供するIP/MPLS管理ソリューション「5650 CPAM」(日本アルカテル・ルーセント)
- 製品ブランドを「Asianux」に統一して最新版リナックス「Asianux Server 3」を同時に出荷(ミラクル・リナックス)
- ノベルとレノボがThinkPad ノートPCでLinux搭載版を提供(ノベル)
- Linux OSによる携帯電話向けプラットフォームの構築を推進するLiMo Foundationに加盟(ウインドリバー)
- 中堅・中小企業向けのビジネスを推進(日本オラクル)
- 成長企業向けエントリーパッケージ「Superstream-uno」の販売を開始(エス・エス・ジェイ)
- 事前にPCへのインストールが不要な情報漏洩対策技術を開発(NEC)
- 処理速度と電力効率に優れたサーバ向け新クアッドコア・プロセッサーを発表(インテル)