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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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事前にPCへのインストールが不要な情報漏洩対策技術を開発

NEC

NECは、サーバ上の機密情報にアクセスする際に、漏洩対策ソフトウェアの自動ダウンロードを行い、情報漏洩につながるユーザー操作を特定して制限することで運用コストの低減と利便性の維持を実現する情報漏洩対策技術を開発した。

同技術により、企業のセキュリティ管理者は、サーバの機密情報を扱う業務に関して、漏洩対策ソフトウェアの部門内PCへの展開、導入状況のチェック、未対応PC対策などの作業が不要になる。またPC利用者は、漏洩対策ソフトウェアのインストール作業が不要になるとともに、機密文書を扱わないアプリケーションの操作性をそのまま維持することができる。

同技術の特長は以下の通り。

◆サーバ上の機密情報を扱うアプリケーションをPCで利用する際に、アプリケーションの動作を監視し、情報漏洩につながるユーザー操作を制限する「漏えい対策強制ソフトウェア」を開発。機密情報のPCへの保存、印刷、ネットワークを介した転送、PC上の他のアプリケーションへのコピー、画面キャプチャなどのユーザー操作を制限することにより、機密情報の流出を防止する。

◆機密情報を扱うアプリケーションと漏えい対策強制ソフトウェアとの連携動作を管理する「連携管理ソフトウェア」を開発。同ソフトウェアは、機密情報を扱うアプリケーションに漏えい対策強制ソフトウェアを自動適用することで、PC利用者が意識しなくても漏洩対策の強制を開始し、アプリケーションの利用を終了すると機密情報の消去を行い、PCを元の状態に復元する。

お問い合わせ先

NEC
研究開発部 企画戦略グループ
http://www.nec.co.jp/contact/

NEWS(2007年9月)

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