2008年中に山手線内エリアに大規模データセンターを新設
-「Green Grid」に加入し環境配慮型のグリーンデータセンターを構築-伊藤忠テクノソリューションズ
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、2008年秋を目処に、東京都文京区に1,000ラック規模の大型データセンターを新設することを決定した。
昨今のインターネットを通じた音声や映像の配信技術の高度化によるデータ量やサーバ数の増加、さらにセキュリティや事業継続性強化を目的とした、企業の情報システムに対する安全対策機運の高まりを背景に、データセンターの需要は日増しに大きくなっている。加えて、都心部、特に山手線内のエリアについては、顧客の利便性や水害、塩害の恐れの高い臨海部から離れていることなどから、今後も活発な需要増が見込まれている。
CTCは、これらの外部環境と既存センターにおけるお客様の増床要望、さらには活発な新規顧客の受注状況を鑑み、2008年秋を目処に東京都文京区内に、1,000ラック規模、延床5,800㎡の大規模な一棟建てのデータセンターを新設する。なお、同センターは山手線内エリアで最大規模のデータセンター専用施設となる。
データセンターとしてふさわしい立地条件や高信頼な受配電システムはもとより、高効率・低消費電力を図れる直流電源を積極的に採用し、建物特性を最大限に活かした排熱システム、業界トップランナークラスの高効率空調機器の導入等により環境配慮型のグリーンデータセンターを実現する予定である。
またCTCは今回、環境面での取組みを積極的に展開する目的で、データセンターのエネルギー効率改善を目的に発足した米国IT業界の非営利団体である「グリーン・グリッド(Green Grid Association)」に正式加入した。
お問い合わせ先
伊藤忠テクノソリューションズTEL:03-6203-4100
NEWS(2007年11月)
NTTグループ関連
- 「コリドラトーク」-「astima」と連携することによりIP電話活用を促進(NTTデータ先端技術)
- 「NTT-ME IT機器回収サ-ビスセンタ」を新設(NTT-ME)
- メールの暗号化と誤送信防止を実現する「CipherCraft®/Mail」誤送信防止版を廉価に(NTTソフトウェア)
- ネットワーク対応型、指紋認証入退室管理システム「e-UBF Lock Ver3.0」(NTTコムウェア)
- 声の高さを変えずに、話すスピードだけを変更Windows用「話速工房Player」(NTTアドバンステクノロジ)
- 特定業務分野で使われ始めた映像コミュニケーション(NTTレゾナント)
SIer・ベンダ
- 世界初のTELEC 認証ワールドワードワイヤレスUSBモジュールを発表(アレリオン)
- ネットワークサービス管理ソリューション「ProactnesⅡ」-次世代ネットワークの見える化を実現(富士通)
- モバイルBIソリューション「Cognos 8 Go! Mobile」を国内で発表(コグノス)
- オープンソース・ソフトウェア普及展開に向けて企業システム向けOSSミドルウェアの日本語サイトを公開(NTT/NEC他)
- Windows ServerとSUSE Linux Enterpriseの相互運用性の向上を目的とした共同開発施設を開設(マイクロソフト/ノベル)
- 企業の全社規模のSOA導入を視野にコンサルティングサービス体系を一新(日本BEAシステムズ)
- ブレード型ワークステーション「IBM BladeCenter HC10」-廃熱、設置スペースを大幅削減(日本IBM)
- 「OpenCube Lite」の販売展開を目的に「オープンキューブ有限責任事業組合」を発足(NTTデータ/ニューソン/マイクロソフト)
- インテルvProプロセッサー・テクノロジー対応ソリューションの拡大と新機能-強化されたセキュリティ(インテル)
- 2008年中に山手線内エリアに大規模データセンターを新設-「Green Grid」に加入し環境配慮型(伊藤忠テクノソリューションズ)