NTTソフトウェアは、メールの暗号化とメール誤送信防止を同時に実現する「CipherCraft®/Mail（サイファークラフト/メール）」に、新たに誤送信防止機能のみに特化した廉価な製品「CipherCraft/Mail 誤送信防止版」を追加し、11月１日より販売を開始する。

また、メール暗号化を併せもつ「CipherCraft®/Mail」も機能強化を図り、添付ファイルのみをパスワード化して送信する機能も付加した。

販売のねらい

「CipherCraft®/Mail誤送信防止版」は、お客様への見積りを別会社に送付してしまったなどのうっかりミスに対し、メールの送信ボタンを押しても送信確認画面を表示し、送信内容に誤りがないかをわかりやすく確実に確認することで、信頼喪失につながる重要情報の誤送信を未然に防ぐことができる。ビジネスツールとして欠かせないメールの事故を未然に防ぐために、誤送信防止に特化した製品を要望されるお客様も多く、そうした要望に応えるため、製品体系として誤送信防止に限定した低価格製品を提供することとした。

機能強化ポイント

今回のうっかりミス防止のための機能強化ポイントは、メール送信時に表示される誤送信防止確認画面の「キーワード検索」、「添付ファイル確認」、「宛先確認」などのチェック項目をよりきめ細かにした点である（図１参照）。例えば、「添付ファイル確認」では、従来の製品は添付ファイルの有無表示のみであったが、新製品では添付ファイル名も表示し、この画面からファイル内容の確認が行える。

また、メール本文と添付ファイルを暗号化するのではなく、添付ファイルのみを自動でZipパスワード化することも可能とした。

価格

誤送信防止対応

• 「CipherCraft/Mail 誤送信防止版」：100ユーザー49万円（税別）～

暗号化も同時に実現する

• 「CipherCraft/Mail サーバ版」：100ユーザー98万円（税別）～
• 「CipherCraft/Mail クライアント版」：100ユーザー98万円（税別）～

「CipherCraft/Mail」の暗号化には、「Camellia（カメリア）」（※1）を採用。