ネットワールドと三菱電機インフォメーションテクノロジー、ソフトウェア開発のアイベクスの3社は、Citrix Presentation Serverのシンクライアントごとの操作履歴を記録するソフトウェア「Meta Logger（メタ・ロガー）」と、統合ログ収集・分析システム「LogCatcher（ログキャッチャー）」との連携を図ったシンクライアント環境対応の新製品「LogCatcher for Meta Logger」の販売を開始した。

企業の情報漏洩対策やPC管理コスト抑制の観点から、サーバベースコンピューティングへの注目が高まっている。しかし、以前のCitrixサーバ上のクライアント操作ログ管理ソリューションは、高価で導入の手間がかかり、詳細情報が記録できないなどの問題が生じていた。

アイベクスが開発・提供しているMeta Loggerは、Citrix Presentation ServerやWindows Terminal Service上のクライアントごとの操作履歴を記録するサーバ用の端末操作記録ツールで、サーバにインストールするだけで、容易かつ詳細にログを記録できる低価格な国産ソリューションである。このMeta Loggerと、三菱電機インフォメーションテクノロジーが提供するLogCatcher for Meta Loggerを連携させることで、Meta Loggerが記録したログを専用データベース上で統合管理し、豊富な分析テンプレートを活用してグラフ化、チャート化する機能を活用して、監査ニーズにも対応可能な多様なレポートを容易に作成できるようになる。