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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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Linux OSの最新版「Red Hat Enterprise Linux 5.1」を発表

-仮想化機能の強化とファイルシステムのサイズ拡大により、大規模システムにも対応-

レッドハット

レッドハットは、企業の基幹システムに対応可能なLinux OSの最新版「Red Hat Enterprise Linux 5.1」の提供を発表した。

Red Hat Enterprise Linux 5.1では、仮想化機能の拡張、ファイルシステムサイズの拡大など、大幅に機能が強化された。今回、Red Hat Enterprise Linuxに搭載される仮想化技術がミッションクリティカルシステムのプラットフォームとして重要なIA64アーキテクチャのCPUに実装された。また、IA互換アーキテクチャの選択肢として普及しつつあるAMDプロセッサのAMD-V機能を活用した、高性能な完全仮想化が実現された。これにより、最新のCPUを搭載した高性能なシステムのリソースを仮想化環境で有効活用することが可能になった。さらに、仮想化環境での管理性も強化された。具体的には、仮想化環境の構成をGUIで簡単に管理できるほか、サービス稼働中でも仮想マシンを別の物理サーバへ移動することでハードウェアの保守作業を行えるなど、仮想化環境の活用によってシステムの保守性と可用性を低コストで向上させる機能が追加された。また、Red Hat Enterprise Linuxで扱えるファイルシステムのサイズの上限が、従来の8TBから16TBに拡大された。

Red Hat Enterprise Linux 5.1の標準価格(税込)は、最大2CPU/ソケットまでのサーバ向けのものが101,640円から。全てテクニカルサポート、製品アップグレード、修正プログラムの提供を含む年額のサブスクリプション形式で、既にサブスクリプションを購入しているユーザーは、無償でRed Hat Enterprise Linux 5.1に移行することができる。

お問い合わせ先

レッドハット
TEL: 03-5798-8520

NEWS(2007年12月)

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