低消費電力、柔軟性・管理性に優れた新世代ブレードサーバ「PowerEdge M1000e」「PowerEdge M600」「PowerEdge M605」を発表
デル
PowerEdge M1000e
PowerEdge M600 PowerEdge M605
デルは2008年1月、同社のx64系サーバ「PowerEdge」シリーズにおいて、高密度、低消費電力に優れ、「グリーンIT」の実現に最適な新世代のブレードサーバ「PowerEdge M1000e」(ブレード筐体)、「PowerEdge M600」、「PowerEdge M605」(サーバブレード)を発表した。「PowerEdge M1000e」「同M600」「同M605」は、「PowerEdge 1955」の後継機種として筐体/ブレードの設計から接続性、管理機能まで全く新しく作られた新世代ブレードサーバである。
「PowerEdge M1000e」は、10Uサイズの筐体に最大16枚のハーフサイズのブレード「M600」、「M605」を搭載することができ、1Uのラックサーバに比べて1.6倍、2Uのラックサーバに比べて3.2倍の高密度化を実現する。消費電力は1Uラックサーバに比べ、最大で24%削減することができる。スイッチ類やネットワーク、電源装置、I/Oの数を大幅に削減し、筐体での集中管理が可能になるため、スペースが限られたデータセンターや企業内のサーバルームなどに最適である。
また「PowerEdge M1000e」は、PowerEdgeサーバの省電力構成モデル「Energy Smart」で培った技術を元にブレードサーバとして優れた低消費電力を実現している。さらに、仮想化やサーバ統合などのニーズにも最適なプラットフォームで、一つの筐体内で物理サーバと仮想サーバの提供/割り当て/移動などの設定、管理を容易に行うことができる。その他の特長は以下の通り。
●PowerEdge M1000eの特長
・イーサネット、ファイバチャネルなど柔軟性の高い接続と多様なシステム構成が可能。
・最大2つの管理モジュールによる集中管理が可能。消費電力や電源装置、筐体の状態などのモニタリング機能等を活用したシステム運用の一元管理を実現。前面のLCDパネルで、筐体/ブレードの構成、トラブルシューティングの情報を表示。
・スロットごとの電源の優先度設定や、消費電力監視やピーク時電力消費量の記録、しきい値を超えた場合のアラート機能を備えている。
●PowerEdge M600、M605の特長
・M600(インテル製プロセッサー)とM605(AMD製プロセッサ)の選択、混在が可能。ユーザーの利用環境に応じて、より柔軟なシステム構成を実現。
・最新の45nmプロセステクノロジーによるクアッドコア インテル Xeonプロセッサーと、AMD Opteronプロセッサによる、高いパフォーマンスを実現。
・ブレードサーバへのリモートアクセスが可能な管理コントローラを統合。
●価格(税込・送料別)
PowerEdge M1000e 501,900円~、PowerEdge M600 262,500円~(デュアルコアXeon搭載構成)、PowerEdge M605 255,150円~(デュアルコアOpteron搭載構成)
●販売開始日
2008年2月下旬
デルは、現在、新しいグローバル戦略「ITのシンプル化」(=Simplify IT)を推進している。「PowerEdge M1000e」シリーズは、パフォーマンスを向上しながら、消費電力の効率も高め、導入・管理・所有の負荷を下げる「シンプル&パフォーマンス」を新たに実現した製品である。また、問い合わせから見積り、注文、導入まで、一貫したサポートサービスやカスタマイズ、検証済みソリューションの提供により、ITの「迅速な導入」、「効率的な運用」、「賢い発展」の3つのビジョンを実現する。
お問い合わせ先
デルTEL:044-556-6190
NEWS(2008年2月)
NTTグループ関連
- 米国DATATRAK社と臨床試験電子化ソリューション「eClinical™」で業務提携(NTTデータ)
- IETFの最新の国際標準仕様に準拠したネットワーク監視運用ソフトウェア「ネットキーパー®」(NTTソフトウェア)
- 「知力のエクササイズ」で高い学習効果を得る低コストのeラーニングツール「Perception Ver.4日本語版」(NTTアドバンステクノロジ)
- 奥行き映像を利用し、リアルタイムに多視点3D映像を作成できる「Depth Mapped 3D技術」を開発(NTTコムウェア)
- ソフトウェアでフルスペックハイビジョンを実現するテレビ会議サービス「WarpVision HD」を提供開始(NTTレゾナント)
SIer・ベンダ
- ネットワーク・セキュリティツールLanScope Catの最新版「Cat6」-Oracleデータベースを採用(エムオーテックス/オラクル)
- 低消費電力、柔軟性・管理性に優れたブレードサーバ「PowerEdge M1000e」「PowerEdge M600」「PowerEdge M605」(デル)
- 1PBの最大容量を実現したハイエンド・ストレージ新製品「FAS6080」「FAS6040」(日本ネットワーク・アプライアンス)
- 映像・音声等のデジタル・コンテンツを企業内で手軽かつ効果的に活用できる「CorporateCAST」を提供開始(リミックスポイント)
- NECとの戦略アライアンスに基づいたストレージ新製品を発表-中堅・中小企業向け製品を共同開発(EMC)
- ジールとBI/データウェアハウス分野でパートナー契約を締結(サイベース)
- 「弥生会計 08」確定申告版-NTTデータ「確定申告の達人 2008」との連動で個人事業者の電子申告をサポート(弥生)
- Ruby技術者認定試験の国内/グローバル配信でプロメトリックと独占契約を締結(CTC)