テスターからネットワーク管理まで幅広いネットワーク関連製品を提供するフルーク・ネットワークスの日本法人であるフルークは、統合ネットワーク・パフォーマンス管理ソリューションの新製品「Visual Performance Manager 4.0」を日本市場において2008年６月下旬から発売する。

Visual Performance Manager 4.0は、ネットワークの品質、トラフィック、アプリケーションの性能や品質（音質・データ）、機器やアプリケーションの死活管理、セキュリティ管理を一元管理できる画期的な管理ソリューションである。今回、新たな機能として、ソフトウェア解析エンジンを搭載し、データ・ソース統合機能が強化され、業界に先駆けて、パフォーマンス劣化箇所の正確な特定と迅速な問題解決が可能となった。

また、ネットワークの普及により、コンピュータによるデータ処理は集中型から、システム負荷を軽減した分散処理方式であるクライアント／サーバ型に移行しているが、最近、TCP/IPネットワークによる分業形態として、クライアントとデータベース・サーバなどとの中間にアプリケーション・サーバを置く3層クライアント／サーバ方式がとられる傾向にある。このようなマルチティアー環境においても、業務アプリケーション・サービスの円滑な運用管理とパフォーマンスの最適化に大いに役立つものになっている。また、実環境データをもとに構築されたインテリジェントなアラーム・ビューや、数々のイベントをモニターしてアラームを統括管理できるイベント・ビューなど、IT部門の効率化を図る統合機能も追加された。