「レナキャスト」と「緊急地震速報システム」を連携、情報配信および災害対策に対応した「オフィス向け情報配信システム」の提供を開始
NTTレゾナント
NTTレゾナントでは、自社のディスプレイ向け情報配信システム「レナキャスト」と、地震発生時に予測震度、到達時間を知ることができる「緊急地震速報システム」を連携させ、同一のディスプレイ上に配信することにより、「情報配信」・「災害対策」の双方に対応した「オフィス向け情報配信システム」の提供を開始した。
「レナキャスト」とは社員向けの周知情報から、ニュース、天気、企業CM等の一般コンテンツに至るまでTPOにあわせた情報コンテンツを管理端末より、スケジュールに沿って配信するシステムである。
「緊急地震速報」とは、オフィス環境の安全性向上の一環として、地震が発生した際に、気象庁から発信される緊急地震速報を受信し、リアルタイムに評価地点の推定震度・地震到達予測時間を計算し、地震の到達を画面と音でディスプレイに通知するシステムである。
では、今回の「連携」とはどのような仕組みになっているのだろうか。
通常時は、「レナキャスト」から情報配信が行われているが、地震発生時には「レナキャスト」と「緊急地震速報システム」が連携し、地震発生を示す画面に自動切換が行われ、映像・音声とともに予知情報が表示される。地震到達後、一定時間経過すると元の「レナキャスト」の画面に自動で切り戻されるため、アプリケーションの切替に人が関与する必要がなく、「レナキャスト」・「緊急地震速報」の併用を簡易なものにしている。
レナキャスト(システム構成と緊急地震速報との連携)の概要
この連携の実現により、ディスプレイ向け情報配信システム及び緊急地震速報の導入を検討中の企業の相互に対し付加価値提案が可能となった。特に映像による情報配信と危機管理の双方に強くニーズのある企業(自治体・百貨店等)に対しては、魅力あるシステム構築が可能だ。
NTTレゾナントでは今回のシステム提供だけでなく、オフィスに情報配信するためのコンテンツの企画・調達・編集・加工・番組表の作成まで一元的な提供を行っており、運用も含めオールインワンで顧客のニーズに応えている。あわせて、外部のコンテンツプロバイダからのコンテンツ自動授受が可能な「コンテンツ授受システム(仮称)」、社内からのコンテンツ投稿・承認(チェック)を行うための「WEB申請システム(仮称)」等顧客の要望にあわせた様々なカスタマイズ提供も実施しており、これまでの単なるディスプレイ向け情報配信システムの枠を超え、オフィス向け情報配信の新たな戦略ツールとして様々な利用シーンに幅広く提案を行っていく予定だ。
お問い合わせ先
NTTレゾナント株式会社コミュニケーション事業本部
サービス推進部
営業推進部門
兵藤/佐藤(剛)
TEL:03-5224-4590
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