シトリックス・システムズ・ジャパンは、デルが国内で最初のCitrix XenServerソフトウェアをプリインストールしたDell PowerEdgeサーバの出荷を開始したことを発表した。なお、このサーバはCitrix XenServer Dell Express EditionおよびCitrix XenServer Dell Enterprise Editionがプリインストールされているので、デルのユーザーはサーバ仮想化のメリットをすぐに享受することができる。

Citrix XenServerは、シンプルで効率的なサーバ仮想化を実現し、コンピューティングのリソースプールを柔軟に統合する、ダイナミックなデータセンターを実現するものである。Dell PowerEdgeプラットフォームにCitrix XenServerをプリインストールして出荷することで、仮想化技術を簡単に展開・管理できる環境を提供し、柔軟で費用対効果の高いサーバ仮想化技術の導入に役立つ。主なメリットとして次のようなものがある。

◆組込型ハイパーバイザーと直感的なインタフェースにより、Citrix XenServer搭載のデル製品を迅速・簡単に導入できる。

◆デルのOpenManageを統合した唯一の仮想化ソリューションであるため、１つのCitrix XenServerの管理コンソールから、物理マシンと仮想マシンの両方を、ドラッグアンドドロップ操作でモニター管理できる。

◆コードのシンレイヤーにより、64　ビットのハイパーバイザーアーキテクチャと、IntelとAMDのハードウェア仮想化の最適化技術が活用可能。Citrix XenServerはオーバーヘッドがほとんど無いため高いパフォーマンスが得られる。