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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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-オールワイヤレス化によりオフィスのレイアウト変更にも配線変更工事が不要-

メンテナンスの簡易化を実現したモバイルセントレックスソリューション「ProgOffice ®」を6月2日より販売開始

NTTソフトウェア

NTTソフトウェア株式会社は、モバイルセントレックスソリューション「ProgOffice」(プログオフィス)の機能強化として、無線アクセスポイント間をワイヤレス化しつつ通話品質を確保する独自技術「オールワイヤレス機能」と、接続可能なアクセスポイント数を拡張する「接続可能無線アクセスポイント数の拡大機能」の2つのオプションを2008年6月2日より販売開始した。

機能追加の背景

近年、コスト効率や利便性の観点から、携帯電話を内線電話として利用するモバイルセントレックスを導入する企業が増えている。一般的にモバイルセントレックスを利用した通話環境では、安定した通話品質を確保するために、無線アクセスポイントには有線配線を行う必要がある。しかし、工事が許可されていないテナントビルや建物の構造などによりフロア間での配線工事が困難である企業へ導入するケース、オフィスのレイアウト変更に伴って再配線工事が必要となるケースについては、運用面・費用面での課題が存在している。この課題を解決するためにProgOfficeは以下の新機能をオプションとして追加した。

(1)オールワイヤレス機能

いままでのモバイルセントレックスシステムの無線アクセスポイント間には必須であった有線配線を独自技術の採用により不要とした。

また、本機能では、無線アクセスポイント間の監視を行っており、輻輳により通話品質が劣化する状況や、電波干渉が発生しているような状況を検知した場合には、通話品質が確保できる経路を自動的に選択して接続するため、安定した品質での通話が可能である。

(2)無線アクセスポイント数拡張機能

いままでのProgOfficeで、接続できる最大の無線アクセスポイント数は32台であったが、今回の新機能の追加に伴って最大64台までの無線アクセスポイントが接続可能となった。

導入例

①配線が困難/フロア替えが頻繁にある場所への導入

図 「ProgOffice」導入例
図 「ProgOffice」導入例

ガラス製仕切りなど、有線LAN配線のための穴あけが困難な場所や、穴あけを許容されていない場所では、電源コンセントのみ確保できれば、モバイルセントレックスを導入することができる。

また、フロア替えが頻繁に行われる場所では、フロア替えに伴う再配線工事を不要とするメンテナンスフリー環境を実現することができ、工事費用を削減することができる。

②拠点数の多い企業への導入

これまで最大無線アクセスポイント数の制限で導入ができなかった、1拠点あたりの利用人数は少ないが拠点数が多いような企業に対しても、最大64台までの無線アクセスポイントが接続できることによりProgOfficeの導入が可能となった。

◆標準価格

ProgOfficeサーバ類一式(クラスタ構成):
500万円(税別)
オールワイヤレス機能:
100万円(税別)
接続可能無線アクセスポイント数の拡大機能:
40万円(税別)

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
営業推進本部 第二営業部
ユビキタスオフィス営業部門
ProgOffice担当
TEL:03-5782-8683
E-mail:progoffice@cs.ntts.co.jp

NEWS(2008年7月)

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