NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

NTTコムウェア、「東京データセンター」を大規模増床

-山手線徒歩5分圏内で最大規模の7,000m2増床-

NTTコムウェア

NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:杉本 迪雄、以下 NTTコムウェア)は、JR山手線最寄り駅から徒歩5分のNTTコムウェア「東京データセンター」の7,000m2増床に着手し、2008年11月よりサービス提供を開始する。今回の増床では、グリーンITを追求し(PUE目標値1.3(*1))、キャリアグレード(通信事業者利用レベルの耐災性やセキュリティなど)のデータセンターサービスを、お客様の要望に合わせ、利用しやすい価格にて提供する。

背景

NTTコムウェアはこれまで、NTTグループの通信インフラや基幹システムの構築・監視・保守・運用で培った技術・ノウハウをもとに、耐災性・信頼性の高いデータセンターサービスを東京、埼玉、大阪、京都の4拠点で展開してきた。現在も事業継続、内部統制の強化にともなうITアウトソーシング需要の高まりから、データセンターの利用者ならびに利用スペースは増加の一途をたどっている。そこで、特に拡大する都内のデータセンター需要に対応し、「東京データセンター」の増床に着手した。

「東京データセンター」の立地と利便性

NTTコムウェア「東京データセンター」は、東京都都市整備局が実施する「地震に関する地域危険度測定調査(第6回)」(*2)において最も良い評価の「危険性の低い:ランク1」のエリアに位置し、JR山手線・地下鉄線最寄り駅より徒歩5分、主要幹線道路からもすぐの好立地条件である。また、近隣には宿泊施設、コンビニエンスストアも所在しており、利用されるお客様にとって大変利便性の高いデータセンターである。

地球環境と、高密度・高発熱機器への対応

NTTコムウェアでは、データセンターの電力利用効率の向上(5年後のPUE値1.3)を目指し、NTTグループとして取り組む「高電圧直流給電技術」への積極的な対応をはじめ、2007年より参画しているデータセンターの省電力化を推進する非営利団体「グリーン・グリッド(The Green Grid)」への活動を通じ、今後更なる地球環境への負荷低減に取り組む。

その上で、大規模な需要と、ブレードサーバーなど高密度・高発熱機器の収容要望にも応えていくため、これまでの設計・運用実績を活かしながら、NTTファシリティーズなどパートナー各社のベストプラクティスを採用し、低コストかつ高効率の冷却と電力供給を実現する。

アウトソーシングへの対応

ミッションクリティカルな通信インフラを支えてきたNTTコムウェアの豊富な経験と実績をもとに、24時間365日、お客様の大切な情報ネットワーク&システムの監視・保守・運用を実現するIT運用管理アウトソーシングサービス「FSC24」を提供している。ITIL(*3)をもとに作られたITサービスマネジメントの国際規格「ISO/IEC20000」の認証を取得するなど、更なるサービス品質の向上、お客様からの信頼向上に努めている。

【用語解説】

*1 PUE:
Power Usage Effectiveness。データセンターの電力利用効率を示す指標で、1に近づくほど効率が良い。
PUE=(データセンター全体の消費電力量)/(データセンター内のIT機器消費電力量)
*2 地震に関する地域危険度測定調査(第6回):
東京都都市整備局が2008年2月に公表した、東京都内市街化区域にある5,099の町丁目について、地震に関する危険性を、建物の倒壊及び地震による火災について測定し、総合危険度として相対的に評価したもの。ランク1は、「危険性が低い」として最も良い評価(5段階評価)。
*3 ITIL:
ITサービスマネジメントのベストプラクティス集(Information Technology Infrastructure Library)。英国及びその他の国における英国政府OGC(Office of Government Commerce)の商標又は登録商標。
  • ※FSC24はNTTコムウェア株式会社の登録商標です。
  • ※その他、記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。

お問い合わせ先

NTTコムウェア株式会社
広報室 佐藤・田村
TEL:03-5796-4139
URL:http://www.nttcom.co.jp

NEWS(2008年8月)

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