NTTアイティは、Webブラウザの操作でライブ映像の配信を実現するソフトウェアパッケージ「メディアオーケストラ／ライブ（Windows Media版）」に、フレッツフォンへの配信機能を追加し、平成20年10月より販売を開始した。

視聴用端末は、従来PCのみだったが、今回、NTT東日本およびNTT西日本が販売するIPテレビ電話端末「フレッツフォン」への配信が可能となり、PCに不慣れでもボタン選択とタッチペンでより手軽に映像を視聴できる。

NTT西日本ではフレッツフォン端末による総合店舗管理ソリューション「おたすけ店長」のメニューに「メディアオーケストラ／ライブ」の映像配信機能を追加し、映像による従業員教育や社長メッセージのライブ配信等のサービスの強化を行っている。

概要

「メディアオーケストラ／ライブ」は、ライブ映像の取り込みからIPネットワークへの配信までをWebブラウザ上の簡単なメニュー操作で実現。配信と同時にライブ映像ファイルを自動的にサーバへ蓄積するため、配信終了直後からVODの映像として公開することができる。視聴者はライブを見逃しても都合の良い時間に同じ映像を見ることが可能となる。また、Windows Media形式の他、大画面ディスプレイ向けのハイビジョン映像（MPEG-2 HD）配信も可能。

「フレッツフォン」の効果

（１）省スペース化

通常の電話機能のほか、テレビ電話やテレビ会議等にも使えるIPテレビ電話のため、新たな機器設置スペースが不要。

（２）情報デバイドの解消

ボタン選択やタッチパネルなど直観的な操作性に優れているため、PCに不慣れでも、画面に表示されるメニューに従って簡単に映像を視聴できる。

総合店舗管理ソリューション「おたすけ店長」の概要

NTT西日本のブロードバンドサービスを活用し、安価で簡単操作のフレッツフォン端末による店舗業務のIT化を実現。グループウェアの機能を活用したリアルタイムの情報共有や就業管理、商品管理、売上管理など、各種業務の効率化が可能。

価格

MediaOrchestra/Live Windows Media版 160万円（標準価格、税別）～