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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

MXF、MOVなど各種ファイル形式対応、ARIB規格準拠の高画質・高圧縮な符号化ソフトウェアの提供を開始

NTTアドバンステクノロジ

NTTアドバンステクノロジ(以下:NTT-AT)は、RHOZETのユニバーサルメディアトランスコーダ「CarbonCoder」にARIB対応AVC/H.264エンコードエンジンを組み込み、MXFやGXF、QuickTimeなどのファイル形式に対応し、高画質・高圧縮のVODコンテンツや映像編集コンテンツの作成が簡単に行える「RealFeelトランスコーダ」の提供を2008年12月から開始した。

高品質映像コンテンツを簡単に制作

ブロードバンド回線が普及したことに伴い、2008年12月よりNHKがオンデマンドサービスを開始するなど、デジタルテレビ放送やVOD配信を行うIPTVサービスがいよいよ現実のものとなってきている。しかし、まだコンテンツは不足しており、その制作現場にはARIB標準規格といったサービス規格やUIなどの操作性、対応するファイル形式など扱い難い面があった。NTT-ATでは、NTTサイバースペース研究所の成果を基盤とし、MPEG-2と比べて品質を保ったまま1/2以下の容量に圧縮できる、ARIB対応の高性能なAVC/H.264エンコードエンジンを2007年より提供をしていたが、前述の課題を解決するため、RHOZETの「CarbonCoder」へNTT-ATのエンジンを組み込むことにより、IPTVだけでなくPCや携帯電話など各種情報端末向けの映像サービス用の高品質映像コンテンツを簡単に制作することができるソフトウェアエンコーダの実現に成功した。

これにより、映像配信事業や映像制作でコンテンツ制作に携わっているお客様の①高画質のまま高圧縮したい、②自動的にエンコードしたい、③膨大になる蓄積データの保管コストを削減したい、といったご要望などにお応えできる。その他、対応できるファイル形式が多く、既存のシステム/データが利用できることも本製品の大きな特長の一つである。

◆「RealFeelトランスコーダ」の特長

  • ARIB標準規格に対応した高画質・高圧縮のエンコードエンジン採用
  • HDV、MXF、GXF、QuickTimeなど、あらゆる入力ファイル形式に対応
  • 使いやすいUIと、XMLベースSDKによる自動操作が可能

◆対応フォーマット

コンテナフォーマット:HDV、MXF、MPEG-2、PS/TS、GXF、LXF、QuickTime、WMV、ASF、AVI、VOB、3GPP、3G2、WMA、WAVなど

映像:MPEG-1/2/4、H.263、H.264、VC-1、Flash、DV25/50、DVCPro、DivX、Windows Media、Real Videoなど

音声:PCM、MP3、DTS、AAC、AMC、AMR-NB、WMAudio、RealAudioなど

◆適用例

  • 映像配信事業会社のIPTV用コンテンツ制作
  • 映像制作会社のIPTV用コンテンツ制作

◆構成

  • RHOZET ユニバーサルメディアトランスコーダ「CarbonCoder」
  • ARIB規格対応AVC/H.264エンコーダ Plug-in

◆動作環境

OS:Windows XP Professional/Vista/Server2003以上

CPU:Intel Xeon QuadCore 3.16GHz×2

メモリ:4GB

お問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
アプリケーションソリューション事業本部
コンテンツ流通ビジネスユニット
TEL:044-220-2128
E-mail:codec-sales@ntt-at.co.jp

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