ファルコンストア・ジャパンは、同社の主力ソリューションである、高速リカバリソフト「FalconStor CDP」と、仮想テープライブラリ「FalconStor VTL」を低価格で導入が容易なハードウェアアプライアンスとして提供を開始した。

CDPアプライアンスの上位モデル

今回、提供を開始したアプライアンス製品は「FalconStor CDPアプライアンス Quick Recoverio」と、「FalconStor VTL アプライアンス Tanker Deduplio」。両製品とも主に中小規模ユーザーや小容量・単体システムを対象としており、仮想化技術を駆使したディスクベースのバックアップソリューションを既存システムへの影響を最小限にとどめながら、容易に導入できるワンボックスのアプライアンスで提供するものである。

FalconStor CDPをベースとしたQuick Recoverioは、周期的またはリアルタイムなデータ同期を行うことで継続的にデータを複製して保護（ミラーリング）し、独自のスナップショット機能により、どの時点にでもデータを復旧させることが可能。

一方、Tanker Deduplioは、全世界で4万社以上に導入されているFalconStor VTLをベースに、既存のシステムを変更することなくテープバックアップからディスクにスムーズに移行でき、独自の重複除外機能により必要なデータのみ効率的にバックアップすることが可能だ。