NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

海外でリモートオフィス環境を提供する「仮想オフィスホスティング」とSaaS型グループウェアサービス「グローバルメッセージング」の提供を開始

NTTコミュニケーションズ

NTTコミュニケーションズ(以下、NTTコム)は、いつでもどこでも、安心便利に業務ができるICT環境を提供する「BizCITY」コンセプトの実現のための新サービスとして、セキュアリモートデスクトップ「MagicConnect」のUSBキーを利用し、グローバルにセキュアな環境でOSや業務関連アプリケーションなどを利用できる「仮想オフィスホスティング」および、ビジネスの中核をなすメール機能や業務に欠かせないグループウェアの管理・運用をアウトソースし、SaaS型サービスとして利用可能な「グローバルメッセージング」の提供を、2009年4月より開始した。

仮想オフィスホスティングの提供背景

グローバルにビジネスを展開する企業では、海外拠点においてもワーキングスタイルの多様化に対応するため、外出先や自宅から社内のパソコンへアクセスし、メールやグループウェアを安全に利用できるような環境へのニーズが高まっている。一方、その環境を構築する際にはICTを活用したTCOの削減も同時に必要とされている。

仮想オフィスホスティングのサービス概要

仮想オフィスホスティングでは、リモートオフィスや出張先などの社外でも、ウェブブラウザ環境さえあればMagicConnectのUSBキーをパソコンに挿し、堅牢なデータセンターにホスティングされた仮想パソコンへアクセスできる。アクセス先では、メールやアプリケーションソフト、各種グループウェアといったオフィスにある個人のデスクトップを再現した環境による利用が可能である。個人専用のUSBキーと認証による安全なリモートアクセスにより、社外においても社内と同様のパソコン環境を実現しながら、社外で利用するパソコンの中に社内パソコンの実データを残さないため、セキュリティ対策も万全となる。

香港のデータセンターでホスティングし、各アジア地域で利用可能。今後は他の地域へ順次拡大する予定。

グローバルメッセージングの提供背景

DPAサービスは、客先での金融商品の紹介・シミュレーション、建設現場での施主や関係業者との設計図面の共有など、様々なビジネスシーンでの利用が可能である。

グローバルメッセージングのサービス概要

グローバルメッセージングでは、重要なビジネスコミュニケーションツールであるメール機能について、NTTコムのデータセンターでホスティングすることにより、アジア各国や各オフィスに散在するユーザーのメールサーバーを統合することが可能。通常のメール機能に加えて、SaaS型Webメールとしても利用できる。また、スケジューラ、ファイル管理、社内施設予約などの各種グループウェア機能も用意している。これらの機能をSaaS型で利用できることにより、ICT管理コストを削減するとともに、初期導入にかかるコストを押さえつつ、高信頼で安定したサービスの利用が可能となる。また、前出の仮想オフィスホスティングと組み合わせても利用できる。

基本的なメッセージングサービスはもちろん、ファイアウォールやインターネット接続などのネットワークサービス、携帯端末からのリモートアクセスサービスなど、データセンターにおけるホスティング環境を柔軟に構築することが可能。

お問い合わせ先

NTTコミュニケーションズ株式会社
グローバル事業本部
グローバルセールス部
渡辺、加藤
TEL:03-6733-8150

NEWS(2009年4月)

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