データウェアハウスの最新バージョン「Teradata 13.0」を発表
-パフォーマンスを向上させ、自動化された仮想ストレージ技術を追加-日本テラデータ
日本テラデータは、エンタープライズ・データウェアハウス製品の最新バージョン「Teradata 13.0」の販売を開始した。
Teradata 13.0は、クエリーの実行プランを最適化するオプティマイザーをさらに強化し、12.0から比較するとパフォーマンスが最大30%向上した。またTeradata Virtual Storage(TVS)と呼ばれるストレージを仮想化する技術を追加。このTVSによって複数のストレージが仮想的に1つのストレージ空間として扱われるため、パフォーマンスやサイズの異なるディスクの混在が可能となった。またTVSは、各ディスクのパフォーマンスを自動的に識別し、頻繁に使用する“ホット”データは高速な領域に、あまり利用しない“コールド”データは遅い領域に保存する。これらのデータ温度(使用頻度)は使用状況によって変化するが、TVSはこれを監視して自動的に最適な場所へ再格納し、常に最適なパフォーマンスを維持する。これにより、システムのリソースを最大限に活用しながら、様々な温度のデータを一元的に管理する“多温度データウェアハウス”を実現した。
さらに、位置や範囲、動線等の地理空間を表すデータ型を新たにサポートし、可視化技術との連携によって地図上のデータとして表示することも可能となった。顧客情報などの従来のデータと地理空間データを統合することで、エリアや動線に関する分析が可能なため、例えば災害発生時に影響を受ける地域内に在住している顧客を抽出して迅速にアクションするなど、新たなロケーション・インテリジェンスを実現することができる。
お問い合わせ先
日本テラデータTEL:03-6759-6151
NEWS(2009年4月)
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