インフォトレンドジャパン（以下、インフォトレンド）は、2.5インチドライブベースのストレージ装置であるEonStor B12F-R1430およびB12F-G1430が、IntelのX25-E Extreme SATA SSD（Solid State Drives）をサポートすると発表した。同製品群は、Intelのフラッシュベーステクノロジーと融合することで、従来の回転メディアと比べ、IOPSを約10倍スピードアップした。この高機能化で、最適なパワーとスペース効率で、ハイエンドアプリケーションの厳しいパフォーマンス要求にも応えることができるようになる。

インフォトレンドのEonStor B12Fシリーズは、小型HDD（SFF）の利点を活かし、同じ設置スペースで電力消費量を抑えつつ、パフォーマンスを２倍にした点が評価されてきた。今回、インフォトレンドはIntelの2.5インチSATA SSDを含むドライブのオプションを広げることにより、優れたパフォーマンスと信頼性が特長のB12Fサブシステムをさらにグレードアップさせることが可能となる。また、インフォトレンドのRAIDノウハウとIntelの優れたチップ開発力との完璧なコンビネーションは、柔軟なストレージソリューションを実現し、ユーザーはわずかなコストでエネルギー消費を原則20%抑えつつ、10倍のRead time、２倍のWrite timeのパフォーマンスを得ることができるにようになる。さらに、厳しいパフォーマンス要求に応えるフラッシュドライブだけでなく、2.5インチのSASドライブ、3.5インチのSATAドライブを収納する拡張ユニットの柔軟な拡張性は、様々なサービスレベルにマッチし、コスト効率を上げることが期待できる。