EMCジャパンは、業界で初めてOracle DatabaseとMicrosoft SQL Serverでデータの重複を除外するバックアップ製品の提供を開始した。このデータ重複除外機能を搭載した製品により、繰り返し保存されているデータの重複部分の排除が可能となり、バックアップに必要なストレージ容量を最大50分の1に縮小し、費用を劇的に削減できるようになった。今回発表された新機能は次の製品に搭載されている。

◆EMC NetWorker：「EMC NetWorker」と重複除外バックアップ・ソリューション「Avamar」が連携することで、新たにOracle Database、Microsoft SQL Serverに対するデータ重複除外バックアップが可能になった。また、NetWorkerのコンソールを使用して、重複除外機能に対応した保護を実現し、必要なストレージ容量を最大98%、バックアップの所要時間を最大90%縮小可能にした。

◆EMC Disk Library：ディスク・バックアップ・プラットフォーム「EMC Disk Library」に搭載されるソフトウェアにおいて、Oracle Recovery Managerに最適化された重複除外用APIをサポートすることで、Oracle Databaseのデータ重複除外率が従来と比べて最大300%向上した。

◆Avamar：Avamarの最新バージョンでは、オペレーティング・システムとしてMicrosoft Server 2008およびSCO UNIXのサポートと、アプリケーションとしてMicrosoft SharePoint Server 2007およびIBM Lotus Dominoのサポートが追加され、さらに広いシステム要件において最先端の技術を用いたデータ・バックアップが可能となった。