NTTコミュニケーションズのSaaS基盤と日本情報通信の企業向けクラウドコンピューティング・サービスが連携
~クラウドコンピューティング・センターとお客様環境をセキュアなVPNで接続~NTTコミュニケーションズ
NTTコミュニケーションズ(以下、NTTコム)と日本情報通信(以下、NI+C)は、NTTコムのSaaS基盤サービス「BizCITY for SaaS Provider」を活用した企業向けクラウドコンピューティング環境を提供することを発表した。
具体的なサービス展開の第1弾として、SaaS(Software as a Service)による「ドキュメント管理サービス」と、PaaS(Platform as a Service)による「開発環境提供サービス」を8月より提供開始する予定である。
NI+CとNTTコムの連携の意義
今回のクラウドコンピューティング環境は、セキュアなVPNアクセスを特長とするNTTコムのBizCITY for SaaS Providerと、豊富な実績を持つNI+CのIT基盤構築技術を活かした、企業向けクラウドコンピューティング・サービスを連携させることで、高品質で安心して利用できるようにするものである。
企業向けクラウドコンピューティング・サービスを利用することにより、様々なプロジェクト専用に分断されて共有できなかったシステム群を企業全体で最適化されたシステムにすることが可能となり、企業内のシステム運用の効率化を行えるようになる。また、システムの追加要求に時間が掛かる状況から、要求されたサービスをすぐに提供することが可能になるため、運用管理経費や環境構築費用を削減し、ビジネス要求への対応力を強化することができる。また、重要な業務にクラウドコンピューティング・サービスを利用する場合でも、VPNを利用することでセキュアで安定した運用が可能となる。
サービス概要
(1)ドキュメント管理サービス
既に多くの導入実績を持つ文書管理ソフトウェアであるOSK社製の「eValueNS」を月額課金で利用でき、NTTコムのBizCITY for SaaS Providerを活用したサービス。
(2)開発環境提供サービス
ミドルウェアまでインストール済みのサーバを、最低1週間から1日単位で利用可能なサービス。
今後の展開
NTTコムは、BizCITY for SaaS ProviderによるSaaS事業を拡大していき、いつでもどこでも、安心便利に業務ができるICT環境を提供する「BizCITY」コンセプトを実現するサービスを展開していく。NI+Cは、独自のクラウドコンピューティング・センターを将来的にマルチプラットフォームに対応させていく予定である。また今後も、サービスラインナップを拡張させていく。
お問い合わせ先
NTTコミュニケーションズ株式会社ブロードバンドIP事業部 マーケティング部
担当:井上/田中
TEL:0120-343451 日本情報通信株式会社
製品システム事業部 ビジネス推進部
営業推進グループ
中野/向井/堂山
TEL:03-6278-1120
E-mail:SysSolution@NiandC.co.jp
NEWS(2009年7月)
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