最新のアプリケーション基盤「Oracle Fusion Middleware 11g」を発表
~次世代ミドルウェアで企業の収益力向上とコスト最適化を強力にサポート~日本オラクル
日本オラクルは、業界をリードする次世代ミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware 11g」を発表した。日本での提供開始は2009年9月8日の予定である。
Oracle Fusion Middleware 11gは、企業が既に投資しているビジネス・アプリケーションの性能とセキュリティ、情報分析力を大幅に向上させるとともに、新たにシステムを導入する際の生産性の向上、投資対効果の最大化を可能にするアプリケーション基盤である。「Oracle SOA Suite」、「Oracle WebLogic Suite」、「Oracle WebCenter Suite」、「Oracle Identity Management」といった革新的な新機能を搭載する製品群で構成され、「網羅性が高く、統合され、業界標準に準拠した、最善の組み合わせ(Complete、Integrated、Hot-Pluggable、Best-of-Breed)」となるミドルウェア群である。プラットフォーム全体の強化機能は次のとおりである。
◆Oracle SOA Suite 11g:設計、開発から運用におよぶシステムライフサイクル全体の生産性を向上させ、ガバナンスを強化する完全なSOA統合プラットフォームを提供。SOAに不可欠なビジネス・プロセス管理、イベント処理などの機能も、統一のプラットフォーム・開発環境に統合したことで、SOAシステム環境の複雑化を防ぎ、シンプルな構成を維持する。
◆Oracle WebLogic Suite 11g:運用業務における作業の自動化と障害解析機能の水準をさらに高めることで、アプリケーションサーバの継続稼働時間をこれまで以上に高めつつ、管理コストを削減。「Oracle Fusion Middleware GridLink for Oracle Real Application Clusters」や「Oracle Fusion Middleware Enterprise Grid Messaging」などの新機能により信頼性と可用性を強化。また「Oracle Fusion Middleware ActiveCache」により、迅速なスケールアウトが可能となり、ユーザーの需要とシステム負荷の変化に動的に対応できる。
◆Oracle WebCenter Suite 11g:Wiki、ブログ、タギング等のソーシャルアプリケーションを含む「Oracle WebCenter Services」を導入後追加設定なしに利用できる製品群。また、複数のソフトウェアを組み合わせることができるコンポジット・アプリケーションや、Webベースのコミュニティなど、事実上あらゆる種類のポータルにつなぐことで、ソーシャル・ネットワーキングを充実させたり、個人の生産性を向上させることができる。さらに、宣言型でブラウザ・ベースのツールである「Oracle Composer」により、エンドユーザーと開発者はともに、アプリケーション、ポータル、ソーシャル・サイトを容易に開発・作成、共有、パーソナル化できるようになる。そして、事前定義済みのソーシャル・ネットワーキング・ソリューションである最新の「Oracle WebCenter Spaces」により、エンドユーザー主導で開発、管理されるコミュニティ(Group SpacesやPersonal Spaces)が実現可能となり、生産性、コミュニケーション、効率性が向上される。
◆Oracle Identity Management 11g:完全に統合された「Identity Management」製品の第1弾。「Oracle Internet Directory 11g」、「Oracle Virtual Directory 11g」、「Oracle Identity Federation 11g」、「Oracle Platform Security Services」が含まれる。新機能としてディレクトリの構築・運用を容易にする「Deployment Accelerators」、異種混在環境間での認証連携を容易に実現する「Universal Federation Framework」を提供。また、「Application Development Framework(ADF)Faces」をベースとした最新の統合ユーザー・インタフェースを提供する。
◆Oracle Development Tools:Oracle Fusion Middleware 11gは、「Oracle JDeveloper」、「Oracle Application Development Framework」、「Oracle TopLink」など、戦略的開発ツールに基づいている。
お問い合わせ先
日本オラクルTEL:03-6834-4835
NEWS(2009年8月)
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