ネットワークアプリケーションのためのテスト並びに性能監視ソリューションを提供しているエンピレックスは、Webアプリケーションの性能監視ツール「OneSight」の新バージョン「OneSight Ver.7.1日本語版」をリリースする。新バージョンでは、ユーザビリティの向上とともに、問題解決を迅速に行うための「カスタムコンソール」、「監視周期の自動変更」、また、企業システムにおいて導入が進んでいる仮想ホスト環境を加味した「VMware監視用テンプレート」が新たに搭載された。

新機能のカスタムコンソールは、ユーザーが任意に作成した、システム・ノードマップやシステム構成図版、回線網図などを監視コンソール画面として取り込み、監視ステータスアイコンを画面上に配置することを可能にする機能。運用要件に合わせた監視コンソールを定義することが行えるので、問題が発生した箇所が、ユーザー任意の構成画面で直感的に把握することが可能となり、問題を迅速に対応できるようになる。また、監視周期の自動変更は、監視ステータスに応じた監視周期を事前に定義させることで、柔軟なデータ収集を行えるようにした機能。そしてVMWare監視用テンプレートは、仮想ホストサーバの負荷計測を行い、全体リソース資源の利用状況から仮想ホストへ資源の割り当てを行うタイミングを把握することを可能にした機能だ。