伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）は、米国ピツニーボウズ・ソフトウェア社の帳票自動生成に関するソフトウェアを用いたトランスプロモ対応帳票システム「ePromo」を開発し、クラウドサービスとして提供を開始した。

ユーザーニーズの多様化により、企業のプロモーション活動においてOne to Oneマーケティングの実現が不可欠になっている。米国では、約10年前より請求書や利用明細書をマーケティングのツールとして使用するトランスプロモを活用し、プロモーション効果の向上を成功させている。日本においてもトランスプロモの普及が急速に進んでいる。

ePromoとは、ユーザーの望む情報を望むフォーム（メディア）で提供するサービスである。明細データをシステムに入力すると、ユーザーごとに帳票イメージを自動生成し、Webや明細書、圧着ハガキなど、様々なメディアに出力することが可能だ。また、請求書や利用明細書のスペースをマーケティングツールとして活用し、ターゲットごとに広告を掲載するなど、One to Oneマーケティングの実現も可能だ。

CTCでは本サービスを、自社で保有するデータセンターからクラウドサービスとして提供する。クジットカード業、保険業、物流業、給与計算代行業務、カーリース・レンタカー・カーシェアリング業界など、大量の帳票を取り扱う企業に対して、積極的に営業活動を展開していく。