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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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Googleマップを活用した業務用地図ソフトウエア「Geoffice」の販売を開始

~豊富な作画機能やデータ編集機能を利用した各種情報の登録・管理が可能~

NTTデータ

株式会社NTTデータは、Googleマップを活用した業務用地図ソフトウエア「Geoffice(ジオフィス)」を開発し、販売を開始した。

「Geoffice」は、各種地理情報を管理するGISの機能と、GoogleマップがWeb経由で提供する豊富な地図データを連携させて利用する業務用地図ソフトウエアである。

NTTデータでは、台帳管理や施設管理、顧客管理、防災支援、苦情処理支援など、自治体や企業における地理情報を管理・利用する業務を対象に「Geoffice」を拡販し、販売目標として2012年度までに累計20億円の売り上げを目指す。

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「Geoffice」のメリット

これまで地図を利用する業務システムでは、地図会社などが販売する電子地図や電子地図配信データ、もしくは個々で所有する図面などを背景図に使用していたが、「Geoffice」は、Google Maps API Premierを利用して開発されたソフトウエアであることから、Web経由でGoogleマップを背景地図として利用することが可能になる。これにより、公開情報の登録・編集ができるツールとしての利用とともに、新たに自治体や企業の内部業務利用もできるようになり、ストリートビューを利用した現地調査業務などの業務効率化も図れる。

また、現在市場で発売されているGoogleマップ連携ソフトウエアの多くは、Webマッシュアップ方式(Web上で提供される各種サービスの組み合わせ)であるが、「Geoffice」ではGoogleマップ表示以外の機能はWindowsアプリケーションパッケージで構成されている。これにより、Googleマップ機能に加えて「Geoffice」が提供する豊富な作画機能やデータ編集機能を利用した各種情報の登録・管理ができるほか、住所や目標物と言った検索など利便性の高い機能が提供されている。

「Geoffice」の特長

・日本全国の表示が可能であり、航空写真や地形図などのコンテンツも利用できる。また、ストリートビューとの連携も可能。

・「Geoffice」で登録した各種情報は、ユーザー側のデータベースで管理することで、セキュリティを確保している。また、データ容量により、適用するデータベースを選択できる。例えば、Microsoft Access、OracleExpress、Oracleなどから自由に選べる。

・スタンドアロン、クライアントサーバ構成など、利用者の利用状況に合わせた導入が可能。

・「Geoffice」で登録した各種情報やGoogleマップ上の情報の検索結果をExcelと連携させることにより、出力帳票などを自由にレイアウトできる。

・「Geoffice」で登録した各種情報をデータ出力してGoogle Earth地図サービスなどと連携できる。

お問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第一公共システム事業本部
TEL:050-5546-2450

NEWS(2010年2月)

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