法人向けセキュリティ・アンド・データプロテクションを提供するソフォスは、マルウェア対策製品「Sophos Anti-Virus for UNIX version 7」に、IBM社のUNIX系OS、AIXのサポートを強化するマイナーバージョンアップを行ったことを発表した。Sophos Anti-Virus for UNIX version 7は、コンピュータウイルス、スパイウェア、アドウェア、ルートキット、疑わしいファイルなどを一括でスキャンを行い、ITセキュリティ脅威からコンピュータを保護し、統合管理ツールを利用して集中管理が可能な製品である。管理者、利用者ともに負担の少ない操作環境を実現し、独自技術による亜種マルウェア対策や新種マルウェア対策機能を搭載している。

従来、AIXを使用したコンピュータにSophos Anti-Virusを導入した場合は独立して管理する必要があったが、今回のバージョンより、AIXも含めたUNI 系OS、Windows、Mac、Linuxなど他のOSを使用したコンピュータとの一括管理が可能となり、セキュリティ管理者の負担が低減できる。ソフォスでは、エンドポイント環境におけるすべてのプラットフォームのセキュリティ対策を推進している。マルチプラットフォーム保護の一環としてAIX のサポートも強化することで、企業のあらゆるOS環境を様々なセキュリティ脅威から保護する。