住商情報システムは、国際財務報告基準（以下、IFRS）への対応を会計業務とITの両面から支援する「IFRS適用支援ソリューション」を提供開始した。IFRSの理解促進や経理規程の改定、業務フロー策定、IT環境の改変・構築など、IFRS適用に向けた影響分析から定着・運用までを、専任コンサルタントにより、ワンストップで提供するコンサルティングサービスである。IFRS適用コンサルティングサービス提供メニューは次のとおり。◆IFRS適用アセスメント簡易診断：IFRSのアドプションにより、現在の経理規程等のルール・業務フロー・IT環境への影響を分析する。分析結果を基に、影響範囲、対応方針、スケジュールプランを提供。◆IFRS適用コンサルティング：IFRSに関するトレーニング支援、経理規程および適用後の業務フロー策定など、全般的なコンサルティングを実施する。◆運用・定着コンサルティング：IFRSアドプション後の基準改正や業務改善、グループ全体への新経理規程、業務フロー展開などを支援。

また、企業グループ全体でIFRS対応の財務諸表を作成する場合には、ERPパッケージで連結グループのシステムを統一することが肝要となる。こうしたニーズに応える為、同社のERPパッケージ「ProActive E2」では、コンバージェンス対応、アドプション対応と段階的に対応を実施する予定である。