アシストをはじめとしたNTTコムウェア、住友電気工業、住友電工情報システムの４社は、国内の企業・団体におけるOpenOffice.orgとOpenDocument Format（以下、ODF）の更なる普及発展を図る活動を共同で行う「日本OpenOffice.org &OpenDocument Format利用推進グループ（ODPG）」を設立した。

ODPGでは、OpenOffice.orgやODFのユーザーである企業・団体が持つ活用方法や取組みを互いに共有することで、導入を検討している企業・団体への後押しになることを期待している。また、国内のユーザー企業・団体が集結することで、オープンソース・ソフトウェアやオープンスタンダードに対する期待・要望を提示し、改善を働きかけるとともに、OpenOffice.orgコミュニティおよびODF標準の発展に貢献できるオープンなユーザーコミュニティ活動となることを目指していく。

このような活動の手始めとして、少人数のボランティアで運営されているOpenOffice.org日本語プロジェクトの活動を支援・強化することを目的とした、新たな貢献者ボランティアの公募プログラムの立上げをODPGが支援していく。この公募プログラムは、公募を通じて参加したボランティアの方々が、製品リリース試験や技術ドキュメント翻訳などのコミュニティ活動にスムーズに参加できるとともに、活動をとおしてスキルアップにつなげていくためのトレーニングプログラムである。