アナログ・高帯域通信、イーサネット関連ソリューションを提供するマイクレル・セミコンダクタ・ジャパンは、低消費電力高集積4/5ポートswitch-on-a-chip ICである「KSZ8895/8875/8864」シリーズを発表した。

この製品シリーズでは、前世代比で50%の消費電力削減を達成している。また、消費者および産業用機器におけるイーサネット接続のニーズ増大に対応し、先進的なパワーマネージメントと洗練されたQoS機能を搭載している。さらに、デバイスの「エナジーディテクト・パワーダウン」モードなどの先進的なパワーマネージメントにより、さらなる省電力をサポートしている。マイクレル社イーサネット製品担当部長のWiren Perera氏は次のように語る。「コンテンツ配信や、メディアデバイスとの相互接続のために、デジタル家電におけるイーサネット採用はますます進んでおり、そのためにポート数の多いデバイスに対する需要が高まっている。マイクレル社の新型スイッチファミリは、このような需要に直接対応するものであり、エネルギー効率も高いため、ENERGY STARなどの主要な環境規格への対応もできる。また、この製品シリーズでは柔軟な構成が可能なため、単一の基盤システムプラットフォームをベースにして、さまざまな機器の要件を満たすことが可能である。」