「NTTデータ地銀共同センター」は、四国銀行に本年１月４日より予定どおりサービスの提供を開始した。同センターは、最新鋭機能を有する次世代バンキングアプリケーション「BeSTA」を使用した地方銀行・第二地方銀行向け共同利用型センターで、同社が30余年にわたり培ってきた共同センターの豊富な実績と経験を活かすことにより、2004年１月より既に10銀行にサービス提供し安定運用している。

四国銀行の利用により、地銀共同センターのサービス利用銀行数は11銀行へと拡大し、次世代機能を有する地方銀行向け共同利用型センターとして国内最大となった。また地銀共同センターへの参加銀行数は現在15行、すでに「BeSTA」の採用を決定している地方銀行は25銀行へと拡大している。

地銀共同センターでは、先進システム機能の追加を継続的に実施していくとともに、インターネットバンキング業務機能の拡張、情報系統合データベースの構築および顧客情報の一元保有化、これを踏まえた融資統合管理システムやその他営業支援・経営管理系サブシステム群との連携・融合など、共同化システム範囲のさらなる拡大・拡充を実現していくとともに、今後も参加銀行の経営戦略実現に寄与する新たな共同化機能を積極的に企画・提供することで、地銀共同センターの更なる付加価値増大に努めるとしている。