~特権ID※1管理者の作業負担を1/3に削減※2~
申請情報とログから特権IDの不正利用を自動レポートする「ACTCenterAC」を2011年1月31日より販売開始
NTTソフトウェア
NTTソフトウェア株式会社は、特権ID管理ソリューションの機能強化を行い、ログ取得、申請・突合レポートを実現する新コンポーネント「ACTCenterAC」を2011年1月31日より販売開始した。運用者や開発者のサーバへのアクセス履歴(ログオン/ログオフ履歴)を取得し、サーバの利用申請情報と突合せることで、特権IDの利用申請がない不正アクセスの有無などをレポートする。管理者は、今までサーバ利用に関する監査において負担となっていたモニタリング作業の負荷が大幅に軽減される。
背景
近年監査で特権IDの厳密な管理について、指摘を受ける企業が増加しており、特権IDを悪用した個人情報漏えい事件も起きるなど、IDの管理を厳密に実施する必要がある。
また、システムの拡大に伴い、管理すべきサーバ数の増大、ならびにシステム管理者の特権ID管理作業は年々膨大な量になっている。
図1 利用イメージ
「ACTCenterAC」について
ACTCenterACは、特権ID利用者が管理対象サーバへアクセスした履歴の取得を行うと共に、特権ID利用申請時のサーバへのアクセス予定情報と実際のアクセス履歴の突合せ処理を自動的に実行する。特権IDの利用申請のない時間帯のアクセスなど、不正なアクセス情報をレポート出力し、管理者によるモニタリング作業の負担を軽減できる。
◆製品販売価格
ACTCenterAC 400万円~。
図2 弊社顧客における実績計算値
「ACTCenterAC」の機能
(1)モニタリングに必要な証跡の一元管理(各サーバログの自動収集)
(2)サーバアクセスのモニタリングを確実に実施(ログの突き合わせ)
(3)モニタリングレポート作成作業の低減(モニタリングレポート出力)
- 【用語説明】
- ※1 特権ID:ルート権限やアドミニストレータ権限など、特別な権限のID/パスワードを持つユーザIDのこと。
- ※2 特権ID管理者の作業負担を1/3に削減:弊社の顧客による実績計算値。ACTCenter(特権ID管理ソリューション)とACTCenterACの連携により、システム導入前の管理コストを100%とすると、導入後のコストを35%にまで抑えることができた。(顧客のシステム状況によっては、削減数値が前後することがある)
お問い合わせ先
NTTソフトウェア株式会社ソリューション営業部門
担当 谷口、長野、加藤
TEL:03-5782-7261
http://www.ntts.co.jp/whatsnew/2010/101215.html
NEWS(2011年2月)
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