早く!安く!安全に!を目指したリモートアクセスソリューションを販売
NTTソフトウェア
NTTソフトウェア株式会社は、今夏の電力供給不足で脚光を浴びているテレワーク(在宅勤務)に対応するために、Android等のタブレットからのアクセスにも対応したリモートアクセスソリューションの提供を行う。
図1 テレワークを行う際の主なアクセス方式 (クリックで拡大)
図2 リモートアクセスの全体イメージ (クリックで拡大)
テレワークの課題
テレワークを実現するためには、業務の見直しや環境整備が必要であるが、多くの企業にとっては未知の分野であり、テレワークの費用対効果を見極めるのは非常に困難である。NTTソフトウェアでは、仮想デスクトップサーバやVPN装置を利用した社内環境アクセスにおいて、初期費用の高さ、導入期間の長さに不安を持つ企業向けに、「早く!安く!安全に!」をキャッチフレーズにした簡易なリモートアクセスソリューションを提供することで、テレワーク導入の裾野を広げたいと考える。
リモートコントロールで「早く!安く!安全に!」
テレワークには自宅等のオフィス外から社内システム環境へ接続するための環境準備が必要である。
代表的な方式としては、仮想デスクトップサーバを構築して、社外のPCやシンクライアントへ画面転送する方式「仮想デスクトップ方式」や、VPN装置を通して、社外に持ち出したPCから社内網へ直接接続する方式「VPN方式」、社内PC画面を、社外に持ち出したPC上のブラウザ、Androidタブレットに表示、操作する方式「リモートコントロール方式」がある。図1は、各方式の有効性を比較したものである。「仮想デスクトップ方式」や「VPN方式」がシステム構築期間や、新たな機器の導入、運用コストが高額であるのに対して、「リモートコントロール方式」では、中継サーバを導入すれば、既存の社内PCへ外部のPCやタブレットから簡単にアクセス可能となる。
セキュリティ対策、節電対策
NTTソフトウェアが提供するリモートコントロール方式では中継サーバアクセス時と社内PCアクセス時に、それぞれ異なる利用者認証が必要となるが、認証方式強化を要望される顧客への電話による発信者番号認証機能や、タブレット端末を利用する顧客のためのリモートロックやリモートワイプ機能を合わせて提供できる。また電源管理サーバを導入することでWOL機能と連携してPC電源のON/OFF状態をコントロールすることが可能である。
タブレット対応
Android OSを搭載したタブレット端末やApple社のiPadからのリモートアクセスにも対応しており、専用クライアントソフトはAndroidマーケットやAppStoreから無料でダウンロード可能である。