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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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NTTソフトウェア「CSLGuard Solutions for 特権ID 管理スタートパック」を2011年10月3日に販売開始

NTTソフトウェア

NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア)は、特権ID(※1)管理システムを短期間で導入するためのパック「CSLGuard Solutions for 特権ID管理スタートパック」を2011年10月3日に販売開始した。NTTソフトウェアの豊富な特権ID管理の導入事例をもとに、運用方法や設計手法のベストプラクティスをパッケージ化し、特権ID管理システムの導入が短期に行える。

背景

企業は、平成20年から金融商品取引法施行をうけ、内部統制強化の一環として特権IDの管理強化を求められている。

それに伴い、特権ID管理のシステム化に取り組む企業が増えている反面、既存の多岐にわたる特権ID運用を整理するためには、運用設計や導入設計に時間とコストがかかることが課題になっていた。

そこで、この課題を解決するために、NTTソフトウェアの特権ID管理システム製品「CSLGuard/ ACTCenter」をベースにした「CSLGuard Solutions for 特権ID管理スタートパック」を用意した。

「CSLGuard Solutions for 特権ID管理スタートパック」は金融業界をはじめとした多くの導入実績を通して培ったノウハウにより、特権ID管理で求められるセキュリティやコンプライアンスに応じた運用をあらかじめパッケージ化することで、短期導入かつ低コストでの導入を実現できる。

「CSLGuard Solutions for 特権ID管理スタートパック」の概要

(1)過去の導入実績をもとにベストプラクティスをパッケージ化

NTTソフトウェアは1998年から特権ID管理システムを提供しており、過去170システム以上の導入実績を有している。これらのノウハウを集約し、内部統制、FISC安全対策基準(※2)など特権IDの管理として求められている最重要項目をベストプラクティスとしてパッケージ製品化している。

最重要項目

  • 特権IDプロビジョニング(特権IDの払い出しから利用停止までの一元管理)
  • シングルサインオンとアクセス制御
  • 特権ID利用状況の監査や定期な自動パスワード変更 など

(2)導入期間の短期化を実現

「CSLGuard Solutions for 特権ID管理スタートパック」は過去の事例をもとに必要となる構成や設定をあらかじめ設計し、パッケージ化している。そのため、顧客環境に合わせた最小限の設定をするだけでシステムを稼働でき、最短で約2ヶ月※で利用することが可能となる。

※本期間はNTTソフトウェアでの目安でり、顧客の要件や環境により変わることがある。

(3)特権ID管理の運用ノウハウをマニュアルに凝縮

特権ID管理システムの導入時に、監査対応やセキュリティを保った運用ポリシーをどのように決めたらよいか、その整理が難しいという課題が多くあった。「CSLGuard Solutions for 特権ID管理スタートパック」では、多くの運用ノウハウをマニュアルに凝縮し、適切な運用ポリシーの決定をサポートする。

製品販売価格

オープン価格(詳細は問合せ)

【用語説明】

(※1)特権ID:管理者権限IDのこと。UNIXのRoot権限やWindowsのAdministratorなど特別な権限を持つアカウントを指す。

(※2)FISC安全対策基準:FISC(金融情報システムセンター)が発行する『金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書』。昭和60年12月、金融機関等の自主基準として策定されて以来、その後第8版まで改定および発刊を経て、現在の金融情報システムに関する安全対策のよりどころとして利用されているセキュリティにおける水準を指す。

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
営業推進本部 ソリューション営業部門
担当 高橋/小川/古市/加藤
TEL:03-5782-7261 FAX:03-5782-7221
E-mail:tssol@cs.ntts.co.jp
URL:http://www.ntts.co.jp/products/privilege/

NEWS(2011年11月)

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