「スマートフォン所有者1500名に訊いた!スマートフォンにおけるプライバシー意識に関する調査結果
NTTレゾナント
NTTレゾナント株式会社は、「gooリサーチ」登録モニターの中からスマートフォン所有者を対象に「スマートフォンにおけるプライバシー意識」に関する調査を実施した(有効回答者数は1,573名)。
アプリの利用状況
端末にもともと入っていたアプリの利用率は55.4%。また、アプリマーケットからダウンロードしたアプリの利用率は、無料アプリが91.5%、有料アプリが43.2%となった。
無料・有料アプリを所有端末(iPhone所有者、Android所有者)で比較すると、無料アプリは両者に差がなく、有料アプリはiPhone所有者の方が多い。
利用しているアプリのジャンル上位5位をiPhone所有者とAndroid所有者で比較すると、「ゲーム」や「ソーシャル」はiPhone所有者の利用が多く、「検索&ツール」「ニュース&雑誌」はAndroid所有者の利用が多い。
プライバシー情報の公開状況
利用しているアプリやサービス上で、自分のプライバシー情報を公開している割合は、44.1%。公開している情報として多く挙げられたのは、「日常生活や趣味、仕事などの個人的な情報(28.7%)」「個人名(20.9%)」「位置情報(今いるお店なども含む)(18.1%)」で、上位3位に個人が特定されやすい情報が入っている。
所有端末別にみると、iPhone所有者の公開割合は49.5%、Android所有者は38.2%となっており、iPhone所有者の方がプライバシー情報を公開している。
性別で比較すると、公開率に男女差はないが、公開する情報に差が見られる。個別にみると、男性は「個人名」「位置情報」の公開率が女性よりも多く、女性は「日常生活や趣味、仕事などの個人的な情報」の公開率が男性よりも多い傾向にある。
年代別で比較すると、年齢が低くなるにつれ公開率が高くなり、20代の公開率は6割を超える。
プライバシー情報の公開範囲
プライバシー情報は、「友人・知人など範囲を限定して公開」としているケースが多い。
性別で見ると、女性は範囲を限定して公開していることが多い。特に「位置情報」で顕著である。所有端末別にみると、Android所有者の方が範囲を限定して公開しているケースが多い。
プライバシー情報を公開する理由・公開頻度の変化
自分のプライバシー情報を公開する理由として多いのは、「交友関係が広がるから(36.9%)」「とくに理由はない・結果的に公開していた(27.1%)」「自分を知ってもらいたいから(26.9%)」である。女性はコミュニケーションのため、男性は利便性の目的で公開している。
スマートフォン所有後にプライバシー情報を公開する頻度が増えた割合は、30.0%で、スマートフォン所有をきっかけに、他者との交流や利便性、サービスの仕様などを理由にプライバシー情報を共有するようになった変化が見える。
調査結果データ
記事の詳細は下記をご参照下さい。
「スマートフォンにおけるプライバシー意識に関する調査結果」発表
URL: http://research.goo.ne.jp/database/data/001367/
◆スマートフォンQ&Aサービス
近年ニーズの高まるスマートフォン。NTTレゾナントでは、ユーザからスマートフォンの使い方、機種、アプリ等について質問に回答するQ&Aサービスも展開。
スマートフォンについては「gooスマホ部に訊け!」
NEWS(2011年12月)
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SIer・ベンダ
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