NECは、大規模コンタクトセンターの効率的なシステム導入と運用を実現する基盤ソフトウェア群「UNIVERGE ContactCenterシリーズ」の発売を開始した。今回は、同シリーズのラインナップとして、コンタクトセンターに求められる様々な機能を統合管理する「UNIVERGE ContactCenter Manager」と、オプションとして各種ルーティング機能やAPIを提供する「UNIVERGE ContactCenter Integrator」、呼情報を統計管理しレポート出力／リアルタイム表示する「UNIVERGE ContactCenter Reporter」、通話録音／録音検索機能などを有する「UNIVERGE ContactCenter Auditor」を製品化した。

新製品の活用により、最大15,000席規模のコンタクトセンターの効率的な運用管理と円滑なシステム連携を実現し、蓄積される情報の戦略的な活用を支援することができるようになる。また、中大容量コミュニケーションサーバ「UNIVERGE SV8500」や自動音声応答機能（IVRサーバ）と連携して、システム導入や保守運用のコストを低減することができる。さらに、万一のシステムトラブルや災害などの非常事態に備えたシステムの二重化や、遠隔地へのリカバリサイト構築にも対応しており、信頼性の高いシステム構築が可能だ。