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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

ビデオ会議の内容を録画する「Visual Nexus Recording Server」の販売を開始

~PCやタブレット、スマートフォンなどの端末で閲覧可能に~

OKI

OKIは、HD対応ビデオ会議システム「Visual Nexus(ビジュアルネクサス)」の新たなラインナップとして、ビデオ会議の内容を録画する「Visual Nexus Recording Server」の販売を開始した。本商品は、遠隔拠点とのビデオ会議やビデオ会議で開催した研修の内容を汎用性の高いMP4ファイル形式で録画するサーバ商品である。録画された動画コンテンツは、PCやiPad、iPhoneやAndroid対応のタブレット端末、スマートフォンなど様々な端末や環境で再生することができ、社内や自宅での閲覧のほか、移動時間中など幅広いシーンで閲覧が可能だ。

ビデオ会議システムの利用方法として、遠隔拠点との打ち合わせや会議の開催のほかに、社員に対する研修や社長による訓話、外部講師を招いたセミナーをビデオ会議システムで開催する企業が増えている。OKIのVisual Nexus Recording Serverは、このような利用用途の拡大を背景に研修やセミナーの内容を動画コンテンツとして保存し、幅広く活用したいというニーズに応えた商品である。

Visual Nexus Recording Serverは、ビデオ会議開催中のカメラ映像だけではなく、説明などで利用した資料共有の内容も同時に記録できる。再生時には研修やセミナーで講師が話した内容や提示した資料のほか、出席者との質疑応答も同時に記録し、それらの内容についても閲覧することができる。また、本商品は外部のビデオ・オンデマンド・システムや、eラーニングシステムと連携することで、動画コンテンツの視聴管理や、動画コンテンツを教材として既存の研修システムに取り込むなどのより高度な運用が可能だ。

OKIは本商品をVisual Nexusのラインナップに追加することで、ビデオ会議の開催からビデオ会議の内容の録画、再生の環境を一貫して提供するビデオ会議録画ソリューションを実現した。これにより、ビデオ会議の企業内での活用を促進し、さらにお客様の要望に応えたきめ細かいソリューションの提供を行い、今後も企業コミュニケーションにおけるコスト削減や生産性向上に貢献する提案をしていく予定だ。


カメラ映像のみのレイアウトと資料共有のレイアウトが自動的に切り替わる

カメラ映像のみのレイアウトと資料共有のレイアウトが自動的に切り替わる

Visual Nexus Recording Serverの機能について

①カメラ映像と資料共有の内容を同時に記録:ビデオ会議のカメラ映像と資料共有の内容が1画面に同時に記録されるため、後から録画を閲覧するユーザーは、ビデオ会議による研修・セミナーが開催された実際の流れに沿って資料を見ながら講師の話を聞くことができる。また、動画のレイアウトは研修の流れに沿って、カメラ映像のみのレイアウトと資料共有ありのレイアウトが自動的に切り替わるようになっている。

②1テラバイト(1TB)のハードディスクに約1,000時間の動画を録画:ビデオ会議の映像・音声・資料共有の映像を含めて標準の画質で1TBのハードディスク容量に対し、約1,000時間の動画を保存することができる。また、ハードディスクはシステム要件に応じて容量の増設が可能だ。

お問い合わせ先

●OKI 通信システム事業本部
TEL:03-5445-6012

NEWS(2012年3月)

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