RADVISION,Ltd.（本社イスラエル）の日本法人RADVISION Japanは、H.264/SVCおよびH.264ハイプロファイルを標準実装した業界初のビデオ会議専用端末機「SCOPIA XT5000」を発表した。本製品は、同社のビデオ会議専用端末機「XTシリーズ」の旗艦製品として位置づけられる最上位モデルである。

SCOPIA XT5000は、デュアルストリームでのHD1080p/60fpsを実現し、ビデオ会議専用端末機として業界最高の機能を実現しただけでなく、クラウドサービスにおいてIPネットワークが抱える課題に対応した業界初の製品である。現状においてネットワークに起因するサービス品質の低下や、求められる帯域の増加による運用コストの増大など、技術的にも解決困難な問題が数多く予見されている。SCOPIA XT5000は、品質が予測できないネットワーク環境においても画像の品質を高めることのできるH.264 SVCと、効率の良いネットワーク帯域の利用を可能とするH.264ハイプロファイルの最先端機能を同時に採用。

RADVISION社が誇る業界最高のMCU Eliteとの組み合わせにより、非常に経済的で使い勝手の良い最高品質のビデオ会議システムを実現可能にした製品である。また、他社のMCUへのSCOPIA XT5000の導入や他社の専用端末機との混在も可能だ。