個人と企業のモバイル端末を守る最新セキュリティ技術を搭載した「McAfee Enterprise Mobility Management 10.0」を発表
マカフィー
マカフィーは、デバイス、データ、アプリケーション上のプライバシーを保護する包括的なモバイルセキュリティを実現する最新技術を搭載した「McAfee Enterprise Mobility Management 10.0(EMM 10.0)」の提供を開始した。EMM10.0は、従業員が個人で所有するモバイル端末の、業務利用を可能にするソリューションである。企業のIT担当者は、このEMM 10.0を利用することで、従業員と企業が所有するスマートフォンとタブレットの特定、保護、ポリシーの適用をこれまで以上に統合的に管理できるようになる。
マカフィーのコンシューマ、モバイルおよびスモールビジネス担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのジョン・ソード氏は、次のように語っている。
「モバイル端末は急増し続け、今では、仕事とプライベートに欠かせないものになっています。そのため、個人ユーザーも企業も、端末の紛失、データ盗難、ダウンロード、リンク、メールの添付ファイル、テキストメッセージで配布されるマルウェアから端末を守らなければなりません。マカフィーのモバイルセキュリティ製品には、スマートフォンやタブレットのユーザーが安心してモバイルを利用できる新しい機能が組み込まれています。」
データやアプリケーションのセキュリティ強化と容易な管理
EMMにより、従業員のモバイル端末から、企業のモバイルアプリケーションへの安全なアクセス、強力な認証が可能になる。また「McAfee ePolicy Orchestratorプラットフォーム」により、従業員が所有するスマートフォンやタブレットを含むすべてのモバイル端末を、ノートPCやデスクトップPCと同じように管理、レポートすることができる。
今回発表されたEMM 10.0には、次のような新機能が含まれている。
◆データセキュリティの強化:iOS対応のメールの「サンドボックス機能」により、個人のメールボックスから社内メールの転送を防ぐ。また、iOS 対応の「Block iCloud Backup」により、ユーザーの端末から社内データが端末iCloudに移動することも防ぐ。さらに、企業のセキュリティポリシーに従って企業メールや連絡先、カレンダーを個人データと分離するAndroid向け「Secure Container」の統合リリースを予定している。
◆アプリケーションのセキュリティ強化:管理者は、AndroidおよびiOS対応の「Application Blacklist」を使ってアプリケーションを定義し、アクセスをブロックできる。また、信頼できないSSL証明書をブロックし、悪質なWebサイトへのアクセス防止も可能。
◆容易な管理性:AndroidおよびiOS対応のバルクプロビジョニングにより、多数の企業ユーザーのモバイル端末の認証を迅速に行うことができる。また、1つのEMMサーバあたり15,000台までのデバイスの管理を可能にするスケーラビリティを備えている。
マルウェアの社内への侵入を防ぐ「McAfee VirusScan Mobile Security」の新バージョンを発表
EMM 10.0と同時に、マカフィーは「McAfee VirusScan Mobile Security」の新バージョンを発表した。これにより、IT部門は、従業員と企業が所有する全てのAndroid端末で包括的なマルウェア対策セキュリティを配備できるようになった。モバイル端末用に開発されたMcAfee VirusScan Mobile Securityは、消費電力を低く抑え、短時間でのスキャンが可能だ。
お問い合わせ先
●マカフィーTEL:03-5428-1226
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