NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

顔認証、指紋認証、暗証番号、ICカードを組み合わせた複合認証で入退出

~低価格な複合生体認証システム BioSimlo(バイオシムロ)の取り扱い開始~

NTTアドバンステクノロジ

NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は、低価格で複合的な生体認証システム「BioSimlo(バイオシムロ)」の取り扱いを開始した。

居室などの入退室のセキュリティ対策として、指紋認証やICカードの導入はかなり進んでいる。しかしその一方で、指紋がスムーズに認証されずに、結局IDとパスワードで入室していたり、ICカードの紛失の心配やカードそのものの管理稼働や費用がかかったり、といった課題をかかえた企業も多いだろう。しかし、指紋認証以外の生体認証は、精度は良いが端末価格が高価なため、導入を進められない大きな要因となっている。

今回取り扱いを開始した「BioSimlo(バイオシムロ)」は、これらの課題に対応した低価格な複合生体認証システムである。

特長

・顔、指紋、暗証番号、ICカード※1の単体/複合認証

顔認証は、非接触な生体認証で衛生的にも優れている。また、認証機能のAND/OR設定は自由で、ICカード+生体認証(顔または指紋)とすることも可能。

※1 Felica、Mifare、HIDiCLASS、ICODE対応。Felicaはソニー株式会社の登録商標です。

・0.8秒以下での顔認証

認証アルゴリズムは、ユーザーの顔面各部位の相対位置や、目、頬骨および顎の形状等を記録し、これらを特徴データとして用いる。このため、眼鏡を替えたり髭を生やしたりしても認証は可能である。

・簡単な操作性

タッチパネルと音声ガイダンスにより、操作も容易。

・高解像度赤外線カメラ搭載

周囲の明るさの影響を受けずに認識できるため、真っ暗であっても認識可能。設置場所を選ばない。

・構成の拡張性

スタンドアロン、ネットワーク構築のどちらでも運用可能。スタンドアロンで、電気錠/警報機器/センサー等の機器と連動し、PCに依存せず運用できる。また、専用管理用ソフトウェアが同梱されており、LAN/WANを介して、中・大規模システムの構築も可能。

・高いセキュリティレベル

室内外に端末を設置して、退室には認証して入室した記録を必要とすることで共連れを防止できる「アンチパスバック機能」や、グループ毎に指定された時間帯以外の入退室を制限できる「タイムゾーン設定」など、セキュリティレベルをさらに高める機能をもつ。


複合生体認証システムBioSimlo(顔認証)

複合生体認証システムBioSimlo(顔認証)

仕様

  • 顔認証登録数:400
    (ID指定の場合は3,000まで)
  • 指紋認証登録数:2,000
    (ID指定の場合は5,000まで)
  • カード登録数:10,000
  • 入室履歴ログ件数:100,000
  • 認証組み合わせ数:最大20通り

価格

276,150円/台(税込)。従来のICカード、指紋認証システムよりも低価格で、従来の顔認証端末価格の1/2~1/4程度。

NTT-ATでは、スムーズな顔認証を実感できるデモの準備もしており、セキュリティ対策に力を入れる企業に向けての販売を目指す。

お問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
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