ネットワークの進展とNECのSDNへの取組み
インタビュー
SDNの提供で大幅なCAPEX/OPEXの削減と新たな収益源の創出への貢献を目指す(PDF:678KB)
NEC 執行役員常務 手島 俊一郎氏
OpenFlowをベースにした「ProgrammableFlow」をデータセンタ向けのSDNソリューションとして、世界に先駆けて市場投入するなど、ネットワークの進化を加速する新しいアプローチとして世界中で注目を集めるSDN(Software-Defined Networking)への取組みに注力するNEC。ネットワークの進展とNECのSDNへの取組みについて、手島俊一郎執行役員常務にうかがった。(続きはPDFでご覧ください)
SDNをめぐる標準化動向と研究開発
標準化活動への参画や次世代技術開発を推進
信頼性確保やクラウド連携などの研究も
通信事業者へのSDNソリューション
QoEやトラヒック情報などに基づきネットワークを包括的にオーケストレート
通信事業者の動向とSDN導入事例
クラウドデータセンターだけでなくキャリアネットワークへの適用も始まる
企業の動向とSDN導入事例
世界に先駆けてOpenFlow/SDN市場を開拓
先入観にとらわれずに多様な活用を進める
●本記事執筆にあたり、頻出する重要な用語を以下に説明する。
SDN(Software-Defined Networking)
OpenFlow等によってネットワークを仮想化し、ネットワークリソースの利用自由度を仮想的に高め、それらをソフトウェアで集中制御する事で、仮想ネットワークをソフトウェア的に定義し、ダイナミックに構成変更を可能とするネットワーク制御技術、及びその技術を適用したネットワーク。これによりネットワークリソースの利用効率の向上、ネットワーク構築や運用管理の自動化等が可能となる。
OpenFlow
SDN実現の手法として業界内でデファクト利用されている次世代ネットワーク技術の1つ。ネットワーク制御機能をスイッチから分離し、コントローラに集約することで、ネットワークを集中制御&一括管理できる。
ProgrammableFlow
SDNを実現する要素の1つであるOpenFlowをベースにしたNECのトータル次世代ネットワークソリューション。仮想サーバ等の仮想ITリソースと連携動作する仮想ネットワーク技術、ネットワーク可視化技術、ネットワークシンプル化技術等が特徴。
(ビジネスコミュニケーション編集部)
NEC関連記事
2015年4月 2015年3月 2015年2月 2014年12月 2014年10月- 世界初、高精度センサとクラウドを組み合わせて、上水道管の漏水を早期発見する「漏水監視サービス」を発売(PDF:901KB)
- 世界最高水準の400ギガビット級光伝送技術の実用化に目途(PDF:KB)
- CTC/NEC/NEC/NECマグナスコミュニケーションズ/アズジェント/日本オラクル/A10ネットワークス/シュナイダーエレクトリック(PDF:925KB)
- 独創的な技術革新を通じて社会価値創造を進めるNEC中央研究所の取組み
- 世界初、仮想化MVNOソリューションを発売(PDF:259KB)
- 通信トラフィックを高度に制御する「Traffic Management Solution(TMS)」を強化