アルプス システム インテグレーション（以下、ALSI）は、Webアクセスログ分析ソフト「InterSafe LogDirector」のWindows対応版を発売開始した。

企業や自治体、官公庁等おいて、「標的型サイバー攻撃」や「マルウェアの感染」など、新しいタイプのセキュリティ脅威を防御するため対策が急務となっている。また、業務に不要なサイトにアクセスすることによる「業務効率の低下」や、SNS等への書き込み、ストレージサービスの利用による「情報漏洩」の防止も組織にとって重要なセキュリティ対策になっている。これらの課題を１つのソフトウェアで解決できるWebフィルタリングソフトの導入が進んでいる。さらに一歩進んだセキュリティ対策として、Webフィルタリングソフトの利用と共に、組織内のインターネットアクセスの状況や実態を適切に把握・分析し、セキュリティポリシーの改善や監視を行うことのニーズも高まっている。

ALSIでは、Webフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」で取り込んだアクセスログを可視化するアクセスログ分析ソフトとして、InterSafe LogDirectorを提供してきた。今回、発売開始した製品は、これまで対応OSがLinuxのみとなっていたもののWindows版だ。簡単な操作でスピーディにログを分析することができるため、ALSIでは、大規模環境や中小規模環境での利用も見込んでいる。