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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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~国産初の製品で、クラウドセキュリティ市場に本格参入~

クラウド利用時にデータを暗号化する「TrustBind/Secure Gateway」4月1日から販売開始

NTTソフトウェア

NTTソフトウェア株式会社は企業がクラウドサービス内にデータを暗号化保存することで、情報漏えいを防止する国産初の製品「TrustBind/Secure Gateway」(トラストバインド・セキュアゲートウェイ、以下、本製品)を2013年4月1日から販売開始した。

まずはクラウド環境で、個人情報、機密情報などを扱うことが想定される金融業、製造業やサービス業を対象に、3年で10億円の売り上げを目指す。


図1 「TrustBind/Secure Gateway」利用イメージ

図1 「TrustBind/Secure Gateway」利用イメージ

背景

企業内の業務システムをクラウドサービスに移行し、活用する企業が増えている中、「セキュリティに対する不安」はクラウド利用時の重大な懸念事項のひとつとなっている。「TechTargetジャパン」の調査によれば、クラウドサービスを利用する際のセキュリティに不安を感じる企業は62.6%にのぼっている。なかでも企業の基幹システムへの適用が進むSalesforce利用企業においては、安心して個人情報、機密情報を保存することができるソリューションを求められることが増えてきた。Salesforce関連ビジネスでの実績豊富なNTTソフトウェアは、このような不安を解消すべく「TrustBind/Secure Gateway」を国産初の製品として開発し、販売開始する。

概要

本製品は、指定された個人情報や機密情報を暗号化してからクラウドサービスへ送信し、クラウドサービスから暗号化された情報を受信、復号する機能を提供する。また、クラウドサービスでは暗号化された情報が保存されるため、サービス業者や社員の過失または悪意によるデータの漏えいなど、クラウドサービスの機密情報が持ち出された際の情報漏えいリスクを軽減する。まず、Salesforceに対する暗号化・復号機能を提供する。

特長

(1)クラウドサービス(Salesforce等)に対応した暗号化

本製品は、クラウドサービスに保存される情報を暗号化する。検索やソートにも対応可能な暗号方式と暗号強度の高いAES方式を項目ごとに選択して適用。例えばSalesforceへの顧客情報の登録や検索といった、クラウドサービスの持つ機能を損なわない形でのセキュリティ強化を実現している。

(2)暗号化のための特別な操作は不要

本製品は、クラウドサービスとユーザー企業のネットワークの間にゲートウェイ装置として設置する。暗号化/復号処理はゲートウェイで自動的に行われるため、利用者は特別な操作が必要なく、クラウドサービスをより安全に利用することができる。

(3)国産製品ならでは日本企業のニーズに対応したサポート

本製品は、全てを日本で開発し、NTTソフトウェアのエンジニアが直接サポートする体制により日本企業に対して迅速なサービスを提供。また、日本語での暗号情報の検索・ソート機能における利用にも完全に対応している。

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
営業推進本部ソリューション営業部門
TEL:03-5782-7342 担当:永野/浅倉
製品URL:
http://www.ntts.co.jp/products/trustbind/sgw/

NEWS(2013年4月)

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