NTT-ATの環境保護への取組み 環境にやさしい商品「AT-ECO」ラインナップ
NTTアドバンステクノロジ
NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)では、環境配慮の取組みを実施していくため、環境方針を制定し活動している。その取組みの一環として、毎年ICTソリューションについて、LCA(ライフサイクルアセスメント)により環境負荷低減効果を定量的に評価している。2012年度もNTT-ATが提供する4つのICTソリューションについてLCAを実施し、その結果、環境改善効果が認められた。これらを自己宣言型環境ラベル(Type II)「AT-ECO」商材として公表した。
図 「AT-ECO」マーク
「AT-ECO」とは、製品やサービスをLCAで定量的に評価し環境改善効果がみとめられたもの、または製品含有物質調査を行い、RoHS指令適合しているものに、同社が表示している環境ラベル。これは自己宣言型環境ラベル(Type II)であり、環境省の環境表示ガイドラインに則ったものだ。
現在認定されている商品・サービスは、LCAを実施しCO2排出量削減効果があった14商品、RoHS指令適合が19商品ある。この中から、いくつかの商品と概要を紹介する。
LCAを実施し、環境改善効果が認められた商品
(1)電気使用量の削減
「EcolonLIGHT®-LED(エコロンライトLED)」は、ノイズに弱いICT機器や精密機器などを使用する場所でも安心して使うことができる低ノイズ・省電力照明機器である。「EcolonLIGHT®-LED」の導入によるCO2削減効果を定量化する目的でLCAを行った結果、従来のラピッドスタート式蛍光灯と比較してCO2排出量が65%削減されることがわかった。
(2)人の移動の削減
「ContentsArena(コンテンツアリーナ)」は、さまざまなコンテンツを配信側より受信拠点に対して統合的に配信するシステム。会議や研修のライブ映像の配信にも利用でき、その場合は参加者が会場まで移動する必要がないため、人の移動によるCO2排出量を削減できる。そこで、「ContentsArena」の導入によるCO2排出量削減効果を定量的に把握するため、日本環境効率フォーラム「ICTの環境効率評価ガイドライン」に則った手法によるLCAを行った。その結果、人が移動して情報を共有する場合と比べ、CO2排出量が36%削減されることがわかった。
表 RoHS指令適合商品 一覧
RoHS指令適合商材一覧
上記「表 RoHS指令適合商品 一覧」を参照。2012年度には、「光コネクタ接着剤」「高屈折率樹脂」「ポリイミド波長板」が追加されている。
その他詳細は、NTT-AT公式ホームページをご覧ください。
http://www.ntt-at.co.jp/company/kankyo/ateco/
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