NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

Webサービスとマルチメディア通信を融合させた次世代型サービスの実現に向けて

~WebRTC/SIP対応サービス開発キット「PowerMedia XMS」販売開始~

NTTアドバンステクノロジ

NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は、HTML5.0対応ブラウザー上でプラグインなしに音声・映像のリアルタイムコミュニケーション(RTC)が可能な技術として、最近注目を集めているWebRTC及びSIPに対応したDialogic社のサービス開発キット「PowerMedia XMS(パワーメディアエックスエムエス)」の販売を開始した。

背景

インターネットのブロードバンド化に伴い、利用端末や利用場所を問わず、簡便で、より安価に音声・ビデオ通信をしたいというニーズが増えている。WebRTCはWeb技術とマルチメディア通信を融合させた次世代型サービスを実現する技術として期待されているが、オープン化された標準APIだけでは、複数端末での会議や、WebRTC端末から既存SIP端末への接続、更に音声・映像ファイルの再生や録音・録画機能等の対応は難しい。「PowerMedia XMS」はWebRTCとSIPのシグナリングに加えてWebRTC/SIPで利用される音声・ビデオコーデックをサポートし、コーデック変換も可能なサービス開発キットであるため、WebRTC/SIPのマルチメディア会議やWebRTC-SIPのGW(ゲートウェイ)など、Webと通信を融合した次世代型サービスを短期間かつ効率的に構築することができる。

「PowerMedia XMS」のメリット

「PowerMedia XMS」はソフトウェアとして提供されるため、仮想化やクラウドへの移行もシームレスに対応。また、ライセンス管理により柔軟な拡張が可能。

図 「PowerMedia XMS」を利用した、スターシステムズ社のWebRTC/CRM連携パッケージ「Stream Line Information」画面イメージ
図 「PowerMedia XMS」を利用した、スターシステムズ社のWebRTC/CRM連携パッケージ「Stream Line Information」画面イメージ

ターゲット市場

(1)Webの閲覧からシームレスなコラボレーションサービスへの誘導(コンタクトセンタービジネス等)

(2)Webブラウザーを活用し、既存ビデオ会議装置と相互接続を含めた映像コラボレーションサービスの実現(教育、医療等)

(3)スマートフォン等の位置情報と連携した、Webブラウザーを利用した音声・映像コラボレーション(観光、福祉、損保等)

例えば、コンタクトセンタービジネスにおいては、WebRTCの利用で顧客がWeb閲覧中にそのままオペレーターと通話することができ利便性が増す。また、コンタクトセンター側にとっても顧客満足度向上による売上増やフリーダイヤル費用の削減が期待できるなど、顧客およびサービス提供者双方にメリットのあるサービスが実現できる。

NTT-ATはWebRTCを活用したアプリケーションの開発やサービスの提供をしたい企業に対して「PowerMedia XMS」のライセンスを販売し、技術サポートを提供する。更にサービスの企画、開発、構築、運用までのワンストップでの対応も行っている。

トライアルライセンス及びデモ

実際に「PowerMedia XMS」を試してみたい方には期限付きのライセンス利用も可能。「PowerMedia XMS」を利用したWebRTCのデモもNTT-ATオフィス(川崎)にて実施できますので、ぜひお問い合わせください。

お問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
お問い合わせ
TEL:044-280-8777
E-mail:

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