NTTソフトウェアは、メールを送信したあとでも添付ファイルのアクセス権をコントロールできる「WatchDox(ウォッチドックス)」の新ラインナップとして、既存のメールソフトとシームレスに連携する「WatchDoxマルチメーラ対応ソリューション」（以下、本ソリューション）を、2014年5月13日より販売開始した。

概要

メールソフトと、NTTソフトウェアが販売するWatchDoxを連携させ、メールにファイルを添付・送信するだけで、共有したあとでも閲覧・印刷・有効期限などをコントロールできる特長をそのまま利用することが可能になる。

特長

①メール操作で添付ファイルのセキュリティが向上

メールサーバからの送信ルート上にWatchDoxアダプタサーバを設置するだけで利用できる。添付ファイルに対する基本的な制限パターンがあらかじめ設定されているため、新たな利用方法習得のトレーニングをせずに、セキュリティを高めたファイルの送信を実現。添付ファイルは特殊な形式に変更されることなく、Microsoft Officeなど一般的に利用されるファイル形式のまま送信される。

②主要メールソフトに対応

「Microsoft Outlook」「Becky! Internet Mail」「Thunderbird」など、国内の主要メールソフトに対応しているほかSMTPに対応するメールソフトすべてで利用できるため、新しいメールソフトを導入する必要がなく、既存ソフトのままの導入を可能とする。

③送信後のファイル制御

添付ファイルは暗号化され、あらかじめ設定されているポリシーに従い、操作制限や有効期限などを設定しサーバに格納される。メール受信者はファイルにアクセスすると、閲覧や印刷など設定された権限内でファイルが共有される。権限については、送信後であっても送信者から変更が可能。

また、送信後のファイルがどのように利用されたかを操作履歴から追跡することもできる。これにより、不特定多数からのアクセスを回避できるほか、送信後のファイルの二次流通を防止する。

【価格】

WatchDoxマルチメーラ対応ソリューション
サブスクリプションライセンス料（年間契約）
初期費用：500円／ユーザー
サブスクリプションライセンス費用：156万円／年（100ユーザー）